今日は庁内の打ち合わせから。
そして。
パロの生みの親柴田崇徳さんとコロンビア大学バーナード・カレッジ デボラ・スパー学長が南砺市にお越しになり市民病院。ケアーハウス、井波、相倉、パロ工場を見学され、クリエータープラザにてご講演を頂きました。
ゴールドマンサックス社の取締役をお勤めの学長は超ハードのスケジュールの中訪南頂きました。
明日の朝食はアメリカ大使館だとか。
演題は
「技術イノベーションの社会的・政治的含蓄」
テクノロジーやイノベーションによって人間社会は変わってきた。
今後もまだまだ変わって行くだろう。
パロのやうなロボットの可能性は大きい。
とても興味深いご講演かクリエイタープラザで行われた事もとても大きい。
デボラ学長。柴田博士。つなぐなんとと皆さんありがとうございました。
講演の内容は。
一万年前は寿命は30年。群れを作り狩猟で暮らしていた。
そのうち耕したり、池を作ったりする道具を作って農業も変わってきた。
狩猟から耕す技術革新。田圃の技術は今も続いている。
こういった技術が私有財産を作ることにつながった。
私有財産の概念が出来ると領地の意識があるようになり、家族という認識が生まれてくる。結婚と家族という概念が生まれてくる。
テクノロジーが無かったらそうならなかった。
技術が何かを変えたということはわかりにくが。結婚と一人の女性とを大切にすることは技術革新の大きな成果といえる。
産業革命。
1750年頃。蒸気機関と発電が生まれた。
生活を変えて工場を作った。資本論が生まれて世界を変える。
工場が出来るとそこに人が必要になる。
多少違いがあるが、男性が工場へ働きに行き、女性が家で働くカタが出来た。
男性が家から離れ、女性は家事、子育て。
社会の構造が技術革新とともに変わっていった。
20世紀に入って、更に技術革新が早くなった。社会変化も早くなった。
1950年頃家庭に変化を与えた。洗濯機、食洗機が大きな変化を与えた。
女性が時間を持ち仕事に就くようになった。
女性の権利も議論になったいった。
これは技術がそう変えたのだ。
1,960年代量産が出来るようになった。
薬品産業が発展した。
子供を産むか産まないかを薬で選ぶことができるようになった。人が選ぶことができる時代となった。
そしてロボット時代。
パロ。
ロボットが我々の行き方を大きく変えることになる。
ターミネータとかメトロポリスの映画ではーロボットは悪役だが未来はそうならない。
ロボットは人間を愛するものになる。
そう考えている中でパロを知りパロに興味を持った。
市民病院とケアハウスなんとではパロがお年寄りに愛情をあたえていた。
デンマーク、日本イタリアではロボットを信頼し始めている。
また、パロはお年寄りの中心を奪ったりしない。
それどころかパロを必要としている。ますます期待している。
パロを愛そうとしたり、愛されたいと思いはじめている。
テクノロジーやイノベーションが人が機械を愛してしまう様な例を生み出している。
スマフォがそうだ。
人はスマフォを手放せなくなっている。愛してしまっている。
いい点。悪い点はあるが。人のためになるものづくり。
テクノロジー。イノベーションは必要な事。
そのことを「パロ」が証明している。