においを取るのは難しい、と、言われながらも、

「まじめにコツコツ」「取れるまでやる」と唱えながら、

快適な環境・空間のご提供ができるよう、日々取り組んでいます。

 

 

「消臭するって、どういうこと?」について、考えていきたいと思います。

よく聞かれる質問が、以下の3つです。

 

清掃と消臭作業との違い

消臭するのと、汚れを取るのは別物です。

というのは、汚れがなくなってもにおいが残ることって、よくあります。

例えば、タバコ臭です。

カベについたヤニをふき取っても、まだタバコくさい、てことがあります。

 

では、どうしでしょうか?

 

「におい物質」というものが残っているからです。

タバコには、におい物質として、硫化水素、アンモニア、アセドアルデヒドなど、

1ミリの1000分の一の大きさのミクロン単位の微量なにおい物質が存在します。

その「におい物質」を除去することが必要なのです。

 

「消臭する」というのは、目に見えないくらい小さな「におい物質」との闘いなのです。

目に見えない敵なので、なかなか難しいです。

 

②消臭剤・脱臭機と消臭作業との違い

よく聞かれます。

「パットやってサッと消せる、消臭剤や脱臭機があったら紹介して!」と。

 

私も、そんなのがあれば紹介してほしいです(笑)

 

私自身が、行きついた答えは、そのようなものはない。ということです。

 

では、どうしてか?

においには、発生源というものがあります。

 

例えば、満員電車に、体中汚れて体臭ぷんぷんの方

(ホームレスという表現は避けますが)が、入ってきたら、

一気に、その車両全体に悪臭が充満しますよね。

このことと同じです。

 

においの発生源があって、そのにおいの強さによって、

広い範囲まで影響が及ぶというものです。

 

つまり、「発生源」「発生箇所」をさがさなければ、

においはなくなりません。

 

さらには、発生箇所の「におい物質」を除去することが必要となります。

 

③ほんとうに消臭できるのかどうか

「発生箇所」を見つけたとしても、「におい物質」を除去するのは、

一筋縄ではありません。

 

群馬県の「千と千尋」のモデルとなった四万温泉の旅館であったことですが、

外国人観光客の増加で、部屋でステーキを焼くことが多くなり、

普段から部屋中、ステーキのにおいが充満してて、

ステーキを食べないお客様から、

「ステーキくさい!」というご意見がありました。

 

エアコンを洗浄してピカピカにしたのに、「ステーキくさい」においが残っていました。

「汚れ」はなくても、「におい」があるケースです。

 

地道に、「におい物質」を除去する作業の結果、

「ステーキくさい」においがなくなりました。

 

ここで言えることは、「発生箇所」を見つけ出した後、

「発生箇所」の「におい物質」を消臭する経験やノウハウが必要ということです。

 

お役に立てていただければ幸いです。