最近ラジオで聴いて印象に残った話を書きますね。
お盆の話です。
お盆のお供えに、ご先祖様が
来る時は、少しでも早くという意味で
きゅうりでできた馬(精霊馬)を、
帰る時は、牛にのって少しでもゆっくり…という
想いを込めてナスでできた牛(精霊牛)をお供えしますよね。
沖縄では、精霊馬や精霊牛ではなくご先祖様が【疲れない様に】【転ばない様に】という想いを込めて杖になるサトウキビをお供えするよねっていう話をしていました。
そこでパーソナリティの方が、
「でも…沖縄って歩かない県民なのに杖なんだ」
「早歩きで帰ってきてるはずね」
と話されていて、
確かに車社会の沖縄なので健康に気をつけて歩いている人は別として、近くても車を出す事が多いけど
ご先祖様…
お盆はご先祖様同士でユンタク(おしゃべり)しながら歩いて帰ってくるのかな?
各地でお供えものも違うみたいなので
他の地域ではどうなんだろうと気になります
そして、これもラジオに送られて読まれていた
メッセージのひとつ。
その方(投稿者さん)のおばあちゃん(おばあ)は
有名な「千の風にのって」を聞くと、
「おじいは、風になってそばにいないでお墓にいます。来るのはお盆の時だけでいいさ〜。」と言っていたので、さぞかしお盆の時は手厚くもてなすんだろうと思っていると、
ウンケー(お盆初日 お迎え)遅く迎え、
ウークイ(見送り)は、日が暮れる前に済ませ
さっさとウークイを終わらせたおばぁは美味しいものを食べながらテレビを観て楽しんでいます。
風になっても側にいるのはダメ、お盆は早く帰らされる…おじぃの滞在時間は短いです。
あまりに不憫なのでおばあ、、もう少しおじぃを愛してあげて〜というラジオメッセージでした
少しでも遅く帰ってもらう為に、地域によっては
すごく遅い時間にウークイする家も多いですが
お盆もそれぞれ家庭によって違うんですね
貴重な話をきけて(個人的に好きだな〜マイペースなおばあちゃん)良かったです。
またね❗️