やっと見終わりました!
最初はBS11でカットされた1時間番組で見始めて。
数回は見たり見なかったり・・・
でも途中からレンタルでちゃんと見たので、思い入れがだいぶ違った。
やっぱりねぇーーノーカットで見ないと面白さ半減かも。
このドラマ、メディカル時代劇って言われているんだけれど
最初は主役のソグンゲが牛の解体を生業としている
白丁っていう下級身分だったから、
牛のシーンとかが苦手でほとんど見なかった。
あと韓国ドラマ特有の、なんでも見せちゃう医療シーン苦笑
これがどうもダメで目を背けることも多かったな。
だけど物語はすごくよくできていたし、実在の人物ってことで
見ていてハラハラドキドキも大きかった気がする。
もうすぐホームドラマチャンネルでも放送始まるし、
興味のある人は見てみて欲しいなぁーっておもいます。
音楽もすごくよかったです。
以下かなりネタバレありです。
期待されてた割に、韓国ではあまりパっとしなかったというこのドラマ。
でも、この時代って韓国と日本の関係がかなり最悪で
もしこのドラマが流行っていたら、半日感情が大きかったのでは?
逆にヒットしてなくて安心した。
日本人役の俳優は、見たことある人ばかりで
しかも面白おかしく演じてくれていたから、
そんなにひどい描かれ方ではなかったかな(と思いたい)
日本人役の俳優のセリフがおもしろくってかなりツボでした。
クロスミダそうです!!
ハイッ!!
なーにぃっ??
バッカヤロウ!!
日本人のナオコ役のセリフ
ドヤンさまぁーーー
おっとさん(お父さんって意味)
ドヤンさまぁ・・・ナオコはぁーー
おっとさんに言われてぇ・・・
ドヤンさまとぉーーお別れしなくてはなりません・・・
(爆笑)←笑うとこじゃなく泣けるシーンですが。
話それまくった。
普通史劇って、だいたい主役が大業を成したり国を興したり
そういうところである程度の盛り上がりは終わり
そのあとグダグダ・・・ってことが多いとおもう
チュモンやソドンヨなんて典型的。
でも済衆院はそういうのがなかったかな。
盛り上がりどころがいくつかあったからかなぁ。
ソグンゲが身分を隠して両班になりすまして医療を学ぶんだけど
それがバレて白丁に戻されてしまう。(ここまではけっこう長い)
でもそこから晴れて、平民になることができて、
韓国で初めての白丁出身の医師になる。
その間、恋愛あり、友情あり、親子愛あり、医療あり、
人間ドラマあり、韓国と日本の関係あり、
なんだか盛りだくさんで見てて飽きなかった。
ただ、最後のほうで、ファン(ソグンゲ)が
ナントカ隊長になって張り切ってたところはイミフメイだったなぁ。
おいおいおい
医療はどうした医療は。
なんでそこで地図広げて指揮してんの??みたいな。
最後はハッピーエンドでいいのかなぁ??
いいんだよね!?
このドラマのハン・ヘジンの役が本当によかったです。
ハン・ヘジンの代表作って、がんばれ!クムスンかチュモンだと思うんだけど
わたしは断然!!済衆院がハン・ヘジンの代表作って言い切りたい。
もうダントツによかった。
クムスンでは、オバカさんだけどひたむきで明るいシングルマザー役。
たまにイラっとするくらい常識知らずだったり、空気読めなかったり。
チュモンでは、強い女性役。自分の思いをうちに秘めて
悲しさも辛さもほとんど出さず、好きな人のために身を引く女性だった。
でも済衆院では、頭もよくて男性と同じように女性も評価されるべき、って思って
医療を学んだり、色んなことを実行に移したり
無茶なこともするんだけど、女性らしさも忘れてなくて。
喜怒哀楽がはっきりしていたし、見ていて本当にかわいかった。
自分がかっこわるくても泣きついたり愛を貫こうとする。
優しくて明るくて頭も良くて、身分で人を判断したりしない。
そういう人間味のある女性役がとてもよく似合っていたなぁ。
もうこの役、ハン・ヘジンならでは、って感じだった。
とにかくかわいいしきれいだし、やっぱり史劇が似合うわ。
長くなりましたが、見て良かったドラマでした☆