9・11同時多発テロから5年。米大統領が強調する「成果」とは? | 大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。
2006年09月11日

9・11同時多発テロから5年。米大統領が強調する「成果」とは?

テーマ:海外時事に「一言。」

航空機によるアメリカでの同時多発テロから5年が過ぎた。

米大統領やその側近たちは、

「あれ以来、アメリカではテロは起きていない」

とした、

「9・11テロ事件以降の成果」

を、声高に叫んでいる。

その

「成果」

とは、いったい何を指すのだろう?


5年前、テレビから流れる映像に、衝撃を受けた。

高層ビルに航空機が突っ込むという、前代未聞の大事件だった。

アメリカは、その報復としてテロ実行組織「アルカイダ」に戦いを挑んだ。

「アフガニスタンで、テロ組織アルカイダを追い詰めた」

「イラクで、テロ組織を支援するサダムフセイン政権を倒した」

などという、米ブッシュ大統領が語る「成果」をあげた。

しかし、

「アルカイダとつながりのあるテロ組織によるテロ事件が、世界中で起きている」

「実は、元フセイン大統領は、アルカイダと敵対関係にあった」

「イラク戦争が、いつのまにか独裁政権打倒の戦争になった」

という現実は、否定しようが無い。

この現実を元に考えると、

「世界中で、テロに怯える生活」

「イラク戦争による多くの死者」

「中東情勢不安定化による石油価格高騰」

という「成果」もある、と言えるのだ。


ブッシュ大統領が本当に言いたい「成果」とは、

「米国内のみが、テロの脅威から守られている」

「米国内の軍事産業が、相当儲かっている」

「石油価格高騰やイラク戦争で、米石油会社が相当な利益を上げている」

という、いわば、

「米国の治安安定と、金儲けに、成功したことが、本当の成果」

なのだ。


しかし、世界は、アメリカに対抗すべく、「連合化」が進んでいる。

特に、EUは、フランスを中心に、勢力結集し、アメリカと対立路線を歩み始めている。

それに引き換え、日本はどうだろう?

今日の夕刊には、

「小泉首相が、韓国大統領と立ち話、中国首脳と挨拶程度」

が記事になるぐらいに、近隣諸国とは、関係が冷え切っている。

それどころか、アメリカの忠実な「しもべ」として、「結束を強化」している。

日本もその「成果」として、イラクの油田の権利を、分けてもらうことになるのだろうか。

おそらく、世界中から日本への視線は、

「成果を分けてもらっている、米国の『しもべ』という印象が強くなったことが、日本にとっての成果」

であろう。


果たして、日本にとっては、よい「成果」であろうか?

私には、そう思えない。

「日本独自の成果を得ることも、出来たはず、いや、これから出来るはず」

だと思う。

無宗教国家であり、技術大国であり、「おひとよし」でもある。

もっと、こういった国際的な場で、

「日本らしさ」

を、出していくことが、これからの日本の外交の過大だと思う。



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