おかあちゃんがharupikaのとなりに座り怒鳴り続けるんだ。

harupikaはこういう場面では度胸が据わるんだ・肝が据わるんだ。ヤバイと感じつつ『蜘蛛の子が散るような』行動はしない。

耳を澄ましてこのおかあちゃんが漢字で喋っているのか?orハングルで喋っているのか?orアルファベットで喋っているのか?聞き分けようとするんだが判然としない。『言葉』じゃないんだ。

ワケのわからんことをがなりたてているんだ。

そのうち気持ちが収まったんだろう。

harupikaがボンヤリ前を向いてる視界に顔がはいるように腰を屈めて柔和にニッコリしながら『失礼いたしました・ごめん遊ばせ』丸出しの風情を様子しながら通りすぎて東のほうに行ってしまった。

『一期一会』の出会いだった。