今回使用した機材は、Let‘s note CF-S10。このモデルのレッツノートは現行機種とは異なり、本体の上から開き、メディアをディスクに挿しこむ設計になっている。

 

インストールCD-ROMをドライブに挿入し、本機をUSBでつなぐ。ドライブのないPCの場合はインターネットからダウンロードできる。

 

ドライバーのインストールはわずか数分だ。

 

本機のLEDが緑に灯る。

 

これでインストールは問題なくできた。続いて、本機の検証を行う。

 

このレッツノートはWindows 10なので、まずはタスクバーのアイコンから「ネットワークとインターネットの設定を開く」をクリックする。Wi-Fiのプロパティをクリックすると、Wi-Fiのネットワークが2つ作られている。もともとの設定が「Wi-Fi」という名称だったので、新しく「Wi-Fi 2」という名称で作られていた。両方をオンにしてしまうと、検証ができないと考えたため、「Wi-Fi」をオフにした(その逆を試したいときは、「Wi-Fi 2」をオフにする、若しくは物理的にPCとの接続をはずすことになる)。

 

スピードテストを行ったところ、以下の結果が得られた。

Wi-Fi4(11n):ダウンロード73.82Mbps、アップロード82.63Mbps

Wi-Fi5(11ac):ダウンロード104.84Mbps、アップロード101.93Mbps

 

アップロードもダウンロードも、本機を使用したほうが速いという結果が得られた。

 

本機のスペックを少し説明すると、2.4GHz(400Mbps)と、5GHz(867Mbps)に対応している。さらに拙宅のメッシュWi-Fi「Deco M9 Plus」がMU-MIMO(Multi User MIMO)対応ルーターであり、かつ本機がMU-MIMOに対応した子機であるため、ネットワーク全体のスループットと効率が向上しているとも考えられる。

 

次回は、レッツノートと本機を屋外に持ち出し、離れた距離からのテストを行う。

 

 

インストール用CD-ROMを挿入

 

ドライバーのインストール

 

 

本機のLEDが緑に灯る

 

 

Wi-Fiのプロパティ画面。上部のWi-Fiをオフにする

 

 

 

プロパティ画面を比較。写真上のWi-Fi4(11n)はこの時2.4GHzのネットワーク帯域を使用。写真下のWi-Fi5(11ac)はこの時5GHzのネットワーク帯域を使用

 

スピードテストの比較画面。写真上はWi-Fi4(11n)、写真下はWi-Fi5(11ac)

 

 

Decoアプリより接続状態を確認。廊下に設置したユニットに、5GHzのネットワーク帯域にて接続していることがわかる

 

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