『吉田自転車』 | 本だけ読んで暮らせたら

『吉田自転車』

吉田自転車 (講談社文庫)/吉田戦車

・・・で 、出張の帰りの新幹線の中で読んでみた。コレ。


ほとんど、いや、まったく意味のない内容のプチ(紀行)エッセイ。

自転車に乗ってブラブラと、それほど遠くないところを、あっちへ行ったり、向こうへ行ったり。著者本人にとっては何らかの意味があるのかもしれない行為。しかし、他人(私)にはどうでもいいこと。意味のないこと。でも、その意味の無さがいいんじゃん!

無意味なことをやって、そんでもって、そういうことを本にまでしちゃう。くっだらネ~。それだけにいいエッセイだ。最高グッド!



【 追 記 】

昨日、休日の土曜日(6日)であったが、船橋の日本大学に用があって、都合一時間半の間電車に乗っていた。その間、再度この本を読んでいた。この本の中では、やたらと蕎麦やらラーメンを食いに自転車を走らせるシーンが出てくる。

車中で読んでいると、なんだか蕎麦が食いたくなってきた。日大最寄り駅で降りたら早速、立ち食いの駅蕎麦でも食べようと思っていたが、その駅には立ち食い蕎麦屋がなかった。

だが、私の頭の中は完全に蕎麦食いモードに入っていた。蕎麦が食いたい!どうしても食いたい!


日大での用事が済んだのは8時過ぎ。その頃には、ビールで腹が膨れていたため、蕎麦は食わずじまい。

明日の休日出勤の際は絶対に食べる!!


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