『99.9%は仮説』 | 本だけ読んで暮らせたら

『99.9%は仮説』


『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』  竹内 薫/著    光文社新書(2006)


この本の中で挙げられている1つひとつの例説:飛行原理、ロボトミー、冥王星、相対性理論、海岸線の長さ、全身麻酔、etcについては、どこかで読んだ覚えのあるものが多い。

これらの話を題材として、(一見)定説を疑うこと、そもそも定説などありえないこと、を丁寧で易しい文書で、誰もが判るように書いてある。そこがこの本の価値を高めている(と思う)。



竹内氏は“99.9%”と云っているが、残りの0.1%は何にあたるのか?

そこのところを伺ってみたい!

0.1%の、この世の中で絶対的なことって何だ!?




【竹内薫氏 著作】

『夜の物理学』