以前から、とても良い美術館と聞いていた山種美術館、やっと先日友人と行くことができました
渋谷からバスで行ったのですが、青山学院から入る細い道路、閑静な学園街でさまざまな大学が隣接していました。
渋谷の喧騒から少し離れるとこういうしっとりした場所があるのですね。
そして、バス停から少し歩いたところにありました。
平日なのに、たくさんの方が観に来ていらっしゃいます。
展示は「花・flower・華 2024」です。
今街なかは、桜は終わり若葉みどりしたたり、あとからくるさまざまな花で百花繚乱ですが、こちらの展示も花があふれてすばらしいものでした。
奥村土牛、横山大観、小林古径、小倉遊亀、菱田春草、川端龍子、速水御舟などなどの日本画のビッグネームの方々の原画作品が次々とあらわれ、友人と感激しきりでした。
(実は友人と私は「なんでも鑑定団」ファン)
撮影していいのは、上にあげた奥村土牛の『醍醐』1点のみでした。
が、ほかもすいこまれるような花々の幽玄美。
美しい花絵巻など、真物はやはりすごかったです。
友人とは絵といえば絵本原画展に行くことが多かったので、一味ちがう展示を鑑賞できました。
鑑賞の後は、ミュージアムショップ。
私はこの展示作品をしおりにしたものを書いました。
そして、お楽しみの館内カフェ。
こちらは、展示にちなんだ和菓子がいただけることで有名です。
私が選んだのは、この「はなの香り」です。
小林古径の描く泰山木の花をモチーフにしたとのことで、あんは黒糖あん、という珍しいあんがとてもおいしかったです。
そのほかの和菓子については、ミュージアムのこちら(クリックください)にありますよ。
次回の展示はかわいい犬や猫だそうで、今度は夫を誘って行こうかなと思います。