夫の足が、初めて動いたとき合格、二人で、声を上げて泣いたっけカゼ






デイケアでも「動かない」と諦められてしまった夫の右足、、、私が、PTに「私が右足を持って、動かすと、力が出ています。主人の右足は、きっと動くと思います」と、言っても聞いてもらえませんでした。






見放された気がして、悔しくて悔しくて、夫と私は、「絶対に動かしてやる」と、誓ったのです。






根性、根性、ど根性!!はてなマーク






・・・のお蔭で、動いたのかも?・・と、思っています。 






それ以来、私たちは、どうも、「根性で動かすんだ」、みたいな精神を、持ち続けていたように思います。






最近、やっと、「これじゃ、うまくいかない」と、気づきました。




ん~むっ、気づき始めたのは、もっと、前かもしれません。




やみくもに頑張って、動かそうとすると、体は緊張し固くなってしまいます。


その固くなった体を、マッサージやらストレッチやらで、だましだまし、言うことをきかせ、なんとか歩行らしい動作にまでもっていく・・・


私たちは、そんなやり方で、ここまで来たのです汗


昨年、ブログを始め、患者さんやご家族、療法士さんのブログなどを読ませていただき、私なりに、少し知恵がついてくると、「こんなことをしていて、いいのだろうか?」という思いが強くなり、良い療法士を探すことにしました。


そして、出会ったのが、我が家にピッタリのPTおとめ座です。


この先生のリハは、、、リハビリと言うより「治療」です。


これが本当のリハビリならば、うちは、今まで、本当のリハビリを受けたことがなかったということになります。


先生が夫の麻痺足にさわると、(マッサージではないそうです)固くなっていた足が柔らかくなり、立ち上がるとき、夫が思わずふらつくことがあります。


おとめ座「今日は、かなり柔らかくなりましたからね。固い筋肉で慣れていたんで、立ちにくいのかも。 でも、この状態で、しっかり筋肉に力を入れてください」


先生は、夫の体にさわって、「ここ、ここ」と、力を入れるべき筋肉を指示します。


足全体が緊張して固くなってしまうと、うまく力が入りませんが、でも、固いと、杖のように体を支えることができちゃうんですよね。


固くて扱いにくい足でも、杖のようには使えてしまう汗


うちの場合、手も同じような思いがあるんです。


「頑張れ、頑張れ」と、麻痺した右手に力を入れさせると、肘は曲がり、手はグーになります。


でも、動かせては、いない、ですよね。


私がしたことで、効果があったのは、毎日のストレッチです。


腕を上げたり、肘を伸ばしたり、手首をグルグル、指をマッサージ。


動かない夫の手に、私ができる唯一のことだったのかもしれません。


でも、この手、決して褒められた状態ではなかったんです。


あ、長くなりそうなので、今度にします(^^;)


リハの話になると、熱くなってしまって、すみません。


お付き合い、ありがとうございました。