今日は、訪問リハの日^^!




私は、先生にいろいろ聞きたくて、うずうずしていました。




先生は、いつも、夫に話しかけてくれるので、その間、私は、少し離れた所で、おとなしく見守ります。




おとめ座「お変わり、ありませんか?」




男の子「はい、、、おねがいします」




おとめ座「今日もお願いしますね。寒いですねえ。」




男の子「そうですねえ」




おとめ座「昨日よりは、ちょっと、まし、かなあ」




男の子「そう、ですか?」




おとめ座「風邪には、気をつけてくださいね」




男の子「ありがとう」




夫は、先生の言うことに、自分の言える範囲で、答えようとしています。




今のところ、これくらいが、限界でしょうか^^;




それから、血圧と体温を測って、リハビリが始まります。




今日も、立ち上がって、少し歩いたのですが、先生は、「まだ、左で立とう、としてるなあ」と、ため息をつきました。




私は、家で立ち上がりを練習しているが、なかなかうまくいかないこと、代償運動のこと、そもそも家でのリハをやるべきかどうか、先生に、次々聞きました。




おとめ座「代償運動を減らしていきたいのであれば、姿勢良く、動けるように気をつけることです。麻痺側にきちんと体重をかけるためには、健側に力が入りすぎないようにしてください。家でのリハは、できるのであれば、どんどんやってください。もし、間違ったリハをしていたら、私がわかります。そのときは、言いますから。」
おとめ座「初めは、くせのある立ち上がり、くせのある歩行も仕方がないと思います。でも、○○さんは、もう、そういう時期じゃないですよね。」


女の子「先生、くせは、治せるものですか?」


おとめ座「10年経っていても、15年経っていても、治そうと思えば、少しずつ良くなります。ある程度、体力があれば、大丈夫です。その努力をするかどうかです。」


それから、先生は、立ち上がりの練習を始めてくれました。


夫が座っている椅子に向かい合って、もう1つ椅子を置いて、夫の両手を前に出し、跳び箱のイメージで両手をついて、前のめりになり、お尻を浮かせます。


夫の右手は、置く時に開いていても、体に力を入れると、握ってしまいます。


先生は、何度も右手を開かせて、やわらかくし、右足に力が入っていることを確認しつつ、お尻を上げる練習をしました。


それから、先生が介助して、夫に正しい立ち上がりをさせました。


おとめ座「うん、うん、なんとか、なってます。奥さん、介助してみてください。」


私は、少し不安でしたが、先生に言われた通り、自分の両手を夫の両肩に置いて、夫が、立ち上がろうとして、お辞儀をしたとき、少し肩の後ろを下に押します。


お辞儀をして、お尻を浮かし、上半身を前に移動するとき、「もう少し前に」とは思っていたのですが、今までは、私の両手を夫の脇に入れて、前に引いていました。


両肩を下に押してやると、夫の頭は前にでて、うまい具合に立ち上がれました。


ちょっとしたことだけど、言われなければわかりません。


女の子「なんとか練習してみます!」


おとめ座「うまく立ち上がれた、という成功体験をたくさん、させてあげてください。もし、それほどうまく出来なかったとしても、良くしようという意識が大事なんです。ご主人は、正しく立ち上がれる能力があります。能力以上のことを無理にさせようとすることはやめてください。」


歩行時、ゆっくりでも、麻痺足の踵を自分でしっかり床につかせて、体重をのせること。


歩行練習は、「量」より「質」にこだわること。


麻痺手を楽に、まっすぐ、伸ばすこと。


などを、先生と私は、確認して、リハが終わりました。


おとめ座「また、1週間したら、私がきますから」


先生は、不安そうな私を励ましてくれました。


娘のような歳の先生が、なんて、たのもしく見えることか!


来週、先生をがっかりさせないように、せっせとリハに励みます(*^。^*)