7月3日(日) 3日目

 

3日目、4日目は積丹半島の観光です。

朝早く小樽に向かい、小樽からバスで岩内へ、そこで神威岬方面のバスに乗り継いで、積丹半島を時計回りに一周することにしました。

 

雨が降り出しましたしょぼん

岩内からほど近くの泊原子力発電所辺りは雨の中。

写真は「原子力PRセンター とまりん館」

日本海側の海岸沿いを、海を見ながら更に北上しました。
時化ています。あちこちに密漁禁止の旗がありました。 

神威岬(かむいみさき)でバスを降り、岬の先に行こうとしたら、風が強いためゲート(「女人禁制の門」と呼ばれる門)が閉まっていました。

ショックビックリマーク出直すしかありません。

 

更にバスに乗り、北上して、積丹岬の少し手前、うに丼の有名店が何軒かまとまってある集落でバスを降りました。

 

ウニでご飯が隠れるうに丼が食べたくて、この時期に積丹半島に来たわけですが、他の人も同じです。名の知れた店はどこも順番待ち。

下の写真は有名店「みさき」。とても混んでいたので、近くの「中村屋」に入りましたが、それでも1時間待ち。 

やっとありついた うに丼。白うにと呼ばれるムラサキウニ。時価です。

昨日は荒天で入荷量が少なかったとのことで、お値段は高めでした。確か3300~3400円くらい。

なお、赤うにと呼ばれるバフンウニはお値段2倍です。 

たっぷりのうに丼を堪能した後は、バスで島武意海岸に向かいました。海岸に出るには小さなトンネルをくぐって行きます。 

 

 

島武意海岸のそばに 「積丹岬自然歩道案内図」 と書かれた立派な看板が立っていました。

時間もあったので、この遊歩道を歩いて、下の図左下の「現在地」から、灯台、デッキ、女郎子岩を通ってバス通りに出ようと考えました。 

 

最初のポイント、灯台まで来ました。

まだ意気揚々と歩いていた頃です。 

絶景を見ながら歩き続けました。

誰とも会いません。人の気配なし。 

 

ルートの半分以上過ぎたところに三叉路の道しるべがありました。

このまま直進して女郎子岩方向に進みます。

ここから南方向に下れば車道に出られます。 

女郎子岩が見えました。絶景につぐ絶景。もう少しです。 

 

と思ったものの、更に行くと、道がはっきりしなくなってきました。
それでも、なんとなく残る踏み跡を頼りに進んでいったのですが・・・

クマザサが生い茂り、いよいよ道がなくなってしまいました。

携帯も圏外です。どこまで来たかも分からなくなりました。

 

だんだん不安になってきました。

ヒグマが出たらどうしよう。ここで足を踏み外したら誰も見つけてくれない。そうしたら数年後に白骨で見つかるのだろうと思い始めたら、引き返す決断をするのに時間はかかりませんでした。

この時も、最後の方は結構命の危険を感じたわけです。

 

すでに疲れ切っていて、木の根っこに引っかかり転んだりしながら、途中の三叉路まで戻りました。

宿には夕食までに到着しないといけないのですが、間に合いそうにありません。
電波が通じるポイントを探して、宿に連絡しました。

 

今夜の宿はユースホステル「 リフォレ積丹YH 」 です。
すると、迎えにいくから待っていてと言ってくださいました。助かりました。

途中の三叉路から山道を下り、車道に出て待っていると、迎えの車がきてくれました。

 

後で聞いた話では、あの遊歩道は手入れがされてなく歩く人もいない。クマだけではなくてマムシも出る。引き返して正解だったと聞かされ、胸をなでおろしました。

看板の立派さに騙されてはいけませんね!

 

「 リフォレ積丹YH 」 のご主人と奥様、本当に助かりました。ありがとうございました。 

YHには和室もありましたが、私は洋室でした。部屋もきれいで高原の別荘みたい。
夕食の後は手作りケーキをふるまっていただき、同宿者が集まっておしゃべりしました。そういう時間が作られています。

私以外の宿泊者はご夫婦が2組。車で北海道を旅行中の方々です。
私の様な「お一人様バス電車徒歩」というのは余りいないですよね。 

 

 

7月4日(日) 4日目

 

朝起きてみると、天気が回復していました。

とはいえ不安定で、青空が出たり曇ったり。

昨日のリベンジです!! 神威岬  にもう一度行きました。

 

神威岬は海路の難所として恐れられ、遭難も多発し、そのため長い間、岬一帯への女性の立ち入りが禁止されていました。

その女人禁制が解かれたのは1855年(安政2年)で随分昔のことですが、今も岬へ向かう道には女人禁制の門があります。

昨日は強風のため、この門が閉まっていたのでしたあせる

 

↑Travel.jpのサイトより借用(写真:KONDO EIJI)

 

岬の先端へ歩いて行きました。 

万里の長城のように、尾根筋を歩いて、岬の先端まで歩いて行きます。片道20~30分。きれいな風景が続きます。

 

 

先端近くに灯台がありました。   

神威岬先端の展望台から。

きれいな景色です。海に突き出た岩が神威岩

海の色は一応積丹ブルー。もっと快晴だったら、積丹ブルーはもっと美しかったに違いありません。 

海側から見た岬の先端風景。

神威岩がそそり立っています。 

↑Travel.jpのサイトより借用(写真:KONDO EIJI)

 

念願だった神威岬からの景色を見ることができ、とても満足しました。

 

夕方の飛行機なのでそれほどゆっくりできません。

岬から小樽行きのバスに乗り、途中余市で降りました。

JR余市駅からもすぐの、ニッカウヰスキー北海道工場余市醸造所です。

 「醸造所見学ツアー」に参加しました。

毎正時と30分スタートで、10名ぐらいを係りの方(若い女性)が説明しながら醸造所内を案内してくれます。

当日でも、すぐ次の回に申し込めました。無料です。 

最初に、醸造過程の説明を受けました。

醸造釜にはしめ飾りが飾られていました。 

ニッカウヰスキー創業者竹鶴と妻リタが暮らした私邸。可愛らしい家でした。 

ウィスキーの樽を寝かす貯蔵庫が何棟も並んでいました。 

一部公開されている貯蔵庫。こんな具合に樽が貯蔵されています。 

敷地内にウィスキー博物館があり、ウィスキー館ではウィスキーについての歴史や製造工程を学ぶことができ、ニッカ館では創業者竹鶴政孝、リタに関わる資料が展示されていました。 

ツアーの最後には大きなホールに案内され、ここで3種類のウィスキーやワインが試飲ができますした。 

 

余市の後は、小樽に立ち寄りました。何度も行っているのですが、大好きなまちです。

運河に観光船が運航していました。 

小樽は洒落たお店が多いです。

運河沿いの、倉庫を改造したような、広い空間のお店。

小樽市の雪まつり会場だった 「手宮線跡地」

廃線ですが、線路もしっかり残され、遊歩道となっています。 

時間になったので、小樽から空港直通のJR快速エアポートに乗って、千歳空港に向かいました。所要時間は1時間10数分。早くて便利です。

帰路は予定通り、19:45発のジェットスターで帰ってきました。