日本の学校、特に私立なんかは、生徒募集の仕事は広報の先生が中心。

でもオランダの小学校を見にいくと、どこも校長先生が自ら説明し、面談してくれる。

娘の学校は5年くらい前に始まったオランダのバイリンガル小学校指定校20校のうちの1つ。

バイリンガルだけど、外国人のものではなく、オランダ人をバイリンガルにするためのものなので、

外国人は入学のチェックが厳しいのだけど、面談してくれた、というか相談にのってくれたのは校長先生だ。

 

入学して3週間。事務室から、「入学の願書提出からだいぶ時間が経っているので、情報に間違いがないか、チェックしに来てください。書類は校長室にあります、校長がいない場合は事務室に声をかけてね」とメールが届く。

 

早速いくと、校長先生が数ある書類の中から「◯◯よね?」と娘の名前を書類を渡してくれた。何度か話したことは会ったけれど、500人くらいいる学校だけど名前を覚えてくれてるのか。ありがたい。

 

「少しは慣れた?全部オランダ語だしチェックも大変よねぇ?」とかって声をかけてくれる。

 

この作業、日本だったら確実に事務室か担任がやる仕事。校長室へは行かない。

 

こっちの校長先生は日本の校長先生とはちょっと違うようだ。

もっと一人一人に近い立場なのかな。