皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
いつもご訪問ありがとうございます。
昨日のブログ記事の杏仁豆腐作りで使った
チェリーのシロップ漬けが余っていたので、
「何かチェリーを飾るメニューはないかな?」
と考えて、
結局、今日は
『なめらかプリン』を作りました。
味のバランス的にはね・・・
『大人のなめらかプリン』
という感じ
食べ始めはとっても甘いんだけど
一番下のカラメルソースの優しい苦みが
『大人を舐めるんじゃないわよ』
って一喝してくれる感じなの。(笑)
だから、その2つのテイストを
ゆっくり混ぜながら食べると
大人の階段を上れるみたいな・・・
まあ、とにかく、
そんな気持ちになれるプリンなのです。
そして、
今日の冒頭写真のPinkish は、
プリン型に巻き付けたピンクの
ペーパーラフィア。
私の料理写真はどこかに必ず
ピンクがあるのです
大人のなめらかプリン
<材料 120ml容器×6個分>
~プリン生地~
●牛乳 400ml
●グラニュー糖(A) 80g
●卵 3個
●ラム酒 小さじ1/2
●バニラエッセンス 2~3滴
●生クリーム 大さじ2
~カラメルソース~
●グラニュー糖(B) 50g
●水 大さじ2
●熱湯 大さじ2
※このレシピは耐熱ガラス製のプリン型と蓋付きの深型フライパンを使用します。(間口の広い蓋付き鍋でもOK!)
<下準備(カラメルソースの作り方)>
①カラメルソースを作ります。
鍋にグラニュー糖(B)と水を投入して中火にかけて鍋を時折、ゆすりながら10分程度沸騰した状態で加熱し、気泡が段々と小さくなり、茶色く色付いてカラメルの香りを放ち始めたら火を止めます。
②ここでハネによる火傷に注意しながら熱湯をほんの少量づつ投入しながら耐熱性のヘラでカラメルソースをのばしていきます。
③このカラメルソースを熱いうちに耐熱ガラス製のプリン型の底面に投入して冷ましてから冷蔵庫で冷やしてしっかり固めておきます。
<作り方>
1.プリン生地を作ります。
ボールに卵を割り入れてバニラエッセンを加え、泡だて器でよく混ぜます。
2.鍋にグラニュー糖(A)と牛乳を投入して中火にかけて泡だて器によく混ぜながら沸騰直前まで温め、しっかり溶かします。
3.1に2を少量づつ投入しながら泡だて器でよく混ぜ合わせてからラム酒と生クリームを注ぎ入れてよく混ぜます。
4.下準備③に3のプリン生地を静かに注ぎ入れてから、1個づつアルミホイルで蓋をして輪ゴムで止めます。
5.深型のフライパンにプリン型の1/2の高さになるように水を投入して沸騰させたら弱火にして4を並べて置き、蓋をして20分蒸し焼きにします。
6.出来上がったら深型フライパンから取り出して粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしてからいただきます。
<ポイント>
(※1)カラメルに熱湯を投入するときはハネて火傷をしないようにほんの少量づつ投入して下さい。
(※2)卵液は少し多めにしてありますので、味見分1/2個が余分に取れるようになっています。
(※3)卵液に投入するグラニュー糖の分量ですが、
上にホイップクリームを乗せて供したい場合は10g減らした方が味のバランスが良いと思います。
プリンにもいろいろな種類がありますが
皆さんはどんなプリンがお好きですか
しっかり固まったもの、
とろけるような柔らかいもの、
カラメルソースが甘いもの、
カラメルソースがほろ苦いもの、
人それぞれお好みが違いますよね。
今日ご紹介した
『大人のなめらかプリン』
のレシピは、
プリン生地が甘~くて、
カラメルソースがほろ苦いのです。
10代の頃は
若さが永遠に続くものだと思っているし、
地球は自分を中心に回っていると思いがち・・・
でも、20歳を超えて働くようになると
そういう部分を会社なんかで
ピシャっとやられるでしょ
そんなイメージのプリンにしたんです。(笑)
だから、表題の通り、
『大人の階段を上りたいアナタに・・』
ってわけ
なめらかで本当においしいですよ。
食べる時は、
プリン生地とカラメルソースを
よく混ぜて食べて下さいね。
我が家では
旦那も子供たちも絶賛してくれました。
それでは、今日はこの辺で・・・
おやすみなさい