自己評価をもう一度 | 剣道内緒話~これができれば萬歳萬歳萬々歳~

自己評価をもう一度

少し間があきました。

以前にも一回載せた堀江貴文著
『ゼロ---なにもない自分に小さなイチを足してゆく』の引用です。
 
今の若い人たちはみんな「掛け算の答え」を求めている。もっと分かりやすい言葉を使うなら、成功へのショートカットを求め、どうすればラクをしながら成功できるかを考えている。もしかしたら、僕(堀江)に聞けば「ラクをしながら成功する方法」を教えてもらえると思っているのかもしれない。人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
 つまり「掛け算の答え」を求めているあなたはいま「ゼロ」なのである。
そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。
 ほんとうの成功とは、そこからはじまるのだ。

と言っています。


私の周りにも、七段で面の打ち方や胴の打ち方が、
その段にふさわしくない人たちがいます。
勿論、たまには当たりますが有効打突としては
取れないこともあります。


打たれないで打つことばかり考え、聞く耳を持っていません。
だから、なかなか一歩が踏み出せないのです。

プロの投手がその投げ方では、どんなスピードがあっても
ストライクゾーンに球はいかないといわれているのと同じです。
やがて戦力外通告です。

でも剣道は六段、七段を幸いにして取り消しになりません。
それでも七段、八段を受験しているのです。

前進もなく進歩もしない、無駄な努力を一生懸命して、
私はむなしくないかと寂しくなります。

自分を常にゼロとして出発させれば、どんな方向にも進めます。