いま旅行でグアムに来ています!

朝早く起きて飛行機に乗り、昼が過ぎて日が傾いてきたころにグアムに着きました。

今回は2度目の海外旅行なので、チェックインや手続きの流れに不安感もなく、検査にちぢみあがることもなく、程よいわくわく感を味わえました。

朝早くの出発だったので、空港のお店で朝ごはんに出汁茶漬けを食べました。
マクドナルドやスタバなどの見慣れたお店もあったのですが、なんとなく空港でしか見たことのないお店で食べたくなるのは、空港にいる時からすでに旅行気分だからでしょうか。

出国して、香水の香りがする免税店の前を抜け、テレビで見るような長い通路を歩きました。
「出国」という言葉の響きがとても新鮮で、国を出るということがなんだか不思議に感じます。
日本が島国であるせいか、私には『この線の向こうは別の国』というような国境の感覚がありません。
私自身は海外旅行で空路しか使ったことがありませんが、日本人が海外旅行に行くときは海路にしろ空路にしろ、『乗り物に乗ってしばらくして乗り物から降りたら別の国にいた!』というような感覚だと思うのです。
島国には、自然が設けた海という壁が既にあるために、人が設けた地図上の線を意識する機会が少ないのかもしれません。
「出国」という聴きなれない言葉や、鋭い目つきの職員さんによる厳しい検査を目の当たりにして初めて、境を超える事がおおごとだと認識するのも島国の民ゆえなのかなと思いました。


とは言え、おおごとなのは事務的な問題のみかと感じることもありました。
搭乗口前のベンチで外国人の親子がナンプレの本を解いているのを見かけ、外国人もナンプレやるんだ、、!と新鮮さを感じました。
どこの誰が最初に発明したのか知りませんが、ナンプレの本は海も境も越えているようでした。



飛行機に乗ってからの景色は、窓側に座らせてもらい、存分に堪能しました!
これがまた頻繁に見られるものではないので珍しいこともあり、高度がうんと上がるまでは窓に張り付いて眺めました。
最初は道や建物の区画が見えるぐらいの近さですが、どんどん景色が小さくなって、やがて宗教画に出てきそうなもくもくした雲が機体の下に見え始めて、もっと高くなると一面が青と白だけになります。
雲は、理屈を知っていても、とても水蒸気のようには見えません。
飛行機からみる雲は、普段地面に立って見るよりもずっと幻想的な感じに見えます。
小さい子は雲を不思議に思ったり、乗ってみたいと思ったり、綿菓子に例えたりしますが、私もラピュタみたいだとか、宗教画みたいだなんてことを考えながら眺めていたので、何歳になっても人は雲は不思議に感じるのかもしれません。

そういえば、飛行機の席がちょうど翼の付け根あたりの場所だったのですが、離陸するときに最も加速して身体が押し付けられる感じがする瞬間に、翼の上に進行方向と並行に細い白い線が出来ているのを見ました。
理由を簡単にネットで調べてみたら、高速で空気を切り裂くことによってできる雲のようなものらしいです。
離陸時の疾走感は身体で十分感じられますが、視覚的にも感じることができてお得だったと思いました!



グアム島が近づいてきて、島の様子が目で見えるぐらいまで低くなってきたとき、土が赤いことに気づきました。
これもまた地理の授業で聞いたことがありましたが、実際にみると「日本と違う!」という印象が強かったです。
島を走るバスの車窓からみた風景や植生からも様々な「日本と違う!」を感じられました。
最も驚いたのは野生の鶏がとことこ歩きまわっていることです。



ついさっきグアムのホテルに着いたところです。
また続きはあとで書きます。