先ほど祖父とおしゃべりをしていて、祖父が本を読むことというのは、著者の思想に触れることであり、その著者と会って話しているのと同じことだ、という話になりました。
読書によって、いまは亡くなってしまっている偉人や、そう簡単には会えない著者の話を聞くことができるのです。
その話を聞いて、漫画の原画展に行ったときに漫画家の方の存在や個性や人間味を感じたのですが、それはその人が描いた絵を見たことで描いた人に会ったのと同じことなのかなぁとふと思いました。
絵を見ることと本を読むことには、生み出した人に会えるという共通点があると思いました。
奈々代