2日目です!
母と一緒に、M大会に参加しました。
テーマは『子どもと平和』でした。
講義の開会式の司会をされていた方が、なんと、五十嵐裕美さんでした
双葉杏ちゃんの声優さんです!
本題はここではありませんよね
講義の内容はというと、平和のあり方や、どのように子どもに平和を教えるか、ということでした。
幼稚園や幼児教室の先生向けの講義ですので、子どもにどのように接したらいいか、というようなこともふれていました。
いくつかの講義があったのですが、一番面白くてわかりやすかったのは、マザーテレサのお話でした。
マザーテレサは大きな愛をもって人々に接していて、人々に平和をもたらした人。
マザーテレサがどんな人だったのか、マザーテレサの愛とはどんなものなのか、愛とはどのように育むものか、、、
といった内容でした。
講師の方は、マザーテレサの『死を待つ人の家』で働いていたこともある神父さまでした。
その方の講演を聞いて、愛や平和についても考えましたが、宗教教育の大切さも感じました。
宗教教育を受けることで、目には見えない大きな力の存在に気づくことができます。
過激派組織や、宗教戦争のニュースを見ると、宗教は争いのもとになるめんどくさいもの、という認識になりそうです。宗教については難しい問題なので、みんなあまり語りたがらない印象があります。
ですが、目には見えないものを大切にする心や、神様が私たちを愛してくださっているということを知るには、宗教教育はとても大切だと感じました。
その講師の方は、何教ということは大事ではなく、目には見えないものや神様を大切にすることが大事なのだとおっしゃっていました。
神様に自分が愛されていると心から信じることで、自分も同じくらい深い愛を人に向けることができるのです。
人は自分が愛されたようにしか人を愛せないのです。
宗教を信じることや、神様を信じることは、自分が愛されていることを信じることなのです。
自分が愛されていることを知っていれば、健全な自己肯定感を持つことができるでしょう。
愛をもって人に接することができる子や自分に自信を持つ子を育てるためには、教育者が目には見えないものや神様を大切にし、神様の深い愛情を教えてあげることが大切なのです。
このようなお話でした。
また、目には見えない力、と聞いて私が思い浮かべたことがあります。愛とはまた違うかもしれません。
私の母は、ものを大切にしなさいと言う時、
壊れるから、もったいないから、という理由だけではなく、ものに宿った何かによってバチがあたる、というようなことを言います。
お母さんに「ものを大切にしなさい!」と言われた時の子どもの思考回路をお見せします。
壊れるから→買い直せばいい、このぐらいじゃ壊れない
もったいない→こんなにたくさんある、ちょっとだけだから大丈夫
バチがあたる→ひぇぇ、まずいまずい。
こんな感じです。
例えば、
大事に扱って欲しいというティッシュペーパーの語りかけは、子どもには聞こえていません。
なにしろ、ティッシュペーパーなんて、箱にたくさん入っていて、一枚一枚が薄いので、大事にしろと言われても難しいのです。
でもティッシュペーパーの神様(?)の存在を教えてあげれば、ティッシュペーパーのかぼそい叫びに子どもは耳を澄ませることができるのです。
目には見えない力や神様を大切にすることで、人を大切にしたり、ものを大切に扱う心も育めるのです。少し愛と関係があるような、、、。
小さくなった洋服や、割れたお茶碗を捨てる時に、今までありがとうね、と言う心を忘れないようにしたいと思いました。
奈々代