【アニポケその他・外伝】ポケットモンスター 遥かなる青い空 | ポケモンきみにきめた!

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ポケットモンスター 遥かなる青い空

 

ポケモンマスターを目指して旅を続けるサトシは道中不思議な少年・ハルトと知り合った。ハルトはポケモンが大好きだがポケモンに一度も触れた事がないというので森のポケモンたちに触れさせようとする。やがてサトシは畑でオレンの実を育てている夫婦の家に辿り着く。そこにはハルトが大好きだという青空をバックに描かれた入道雲の絵が飾られてあった。その後ハルトに頼まれてマンキーから奪われた帽子を取り返したサトシはハルトの後を追いかける内に再び夫婦の家へと辿り着いてしまった。その帽子を見た夫婦は顔色を変えてびっくりしていた。話を聞けば夫婦はハルトの両親で、ハルトは一年前病気でこの世を去っていた事が分かった。夫婦はハルトを失ってから当たり前にあるものが実はそうではない、ただそこにあるだけでなんて幸せなんだろうと思うようになったという。夫婦の家を後にしたサトシの前にハルトが再び現れた。思えば握手を交わそうとしても応じず、ポケモンにも触れようとしなかった。それはこの世の者でないハルトが何も触れる事が出来ないためであった。そこでサトシは目を閉じ、意識を集中させてそこにいるはずのハルトの気配を感じとる。そしてハルトの手をサトシの手に重ねさせ、サトシの手を伝ってピカチュウの温かさや柔らかさを感じさせた。サトシが次に目を開いた時ハルトの姿はどこにもなかったが、木の洞窟を越えた先でハルトの大好きな絵と同じ青空をバックに入道雲が浮かんでいた。

 

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おそらく映画『キミにきめた!』シリーズと同じ世界観の作品。

 

 

ポケモンではなく既に亡くなった少年・ハルトの霊にスポットを当てている珍しい内容。

 

 

サトシはハルトが幽霊と分かっても冷たくあしらったり、怖がって逃げたりする事なく、優しく接し、自分を通してハルトにピカチュウを触れさせてくれました。普通なら不気味がってこんなことは出来ないんじゃないかな。

 

 

トナリタウンのポケモンセンターでハナコママと久々に再会したサトシは大好物のコロッケを作ってもらい、美味しく頂くが、その内涙がこぼれてきてしまった。ハルトの事を想って涙が込み上げてきたのだろうか。はたまたハルトとの出会いを通して、それまでは当たり前だと想っていた食事やピカチュウと一緒にいる事に感謝を覚えて涙が溢れてきたのか。当たり前にあるようで実はそうではないという事を学んだからこその涙なのか。

 

 

指を咥えてみていたロケット団もコロッケを作りすぎたハナコママからのお裾分けを頂戴しました。

 

 

ちなみにサトシがトナリタウンのポケモンセンターへ向かったのは父が来ているとハナコママから知らされたため。結局父は急用が出来てサトシが到着した時にはいなくなっていたけど、やはり映画『ココ』にしてもキミきめ!シリーズでは父親はちゃんとサトシと繋がっている模様。

 

 

◼️おまけ

冒頭の背景が妙に懐かしさを感じさせました。

 

 

マンキーに奪われたハルトの帽子を取り返そうとするサトシ。自分もマンキーに帽子を奪われた経験があると述べていましたが、キミきめ!の世界線でもそんな事があったのか!

 

 

 

結局収まりがつかないマンキーに自分の帽子を譲ってあげました。

 

 

その後、父からのプレゼントとして新しい帽子を頂くが、TVシリーズ・無印編で被っていたポケモンリーグ公認大懸賞の公認キャップのレプリカではないか!やっぱりこの帽子が一番しっくりきますね!

 

 

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放送日:2022年12月23日

 

 

 
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