色気について | 市橋直歩オフィシャルブログ Powered by Ameba

色気について

色気があるは褒め言葉だ。

色気が欲しい、もよく聞く言葉だ。


エロさも色気だと思うが、今回は性的に魅力を感じさせるということではなく、もっと性別問わず感じる色気について


まず、Twitterで聞いてみた

色気とはなんだろう?と


生まれ持ったもの

言葉に出来ないもの

仕草、会話



私がなんでも言葉で返してくれると思っている人に聞いてみた


自信だと返ってきた。


確かにどれも当てはまるもの。


少し脱線すると、だから言葉って面白い。

色気ってなに?はつまり、色気を他の言葉に言い換えることになる。

同じように例えば、さみしいを言い換えると

一方通行な思いに切なさを感じている

人肌恋しい

一人が嫌だと感じている

泣き出したいようなきもち

孤独を感じている

まあ、その他色々、こう言い換えた時に一番ぴったりきたものが、その時のさみしいの正体だ。

あなたに会えないことをさみしがってるのかもしれないし、今一人を感じていることをさみしがっているのかもしれない。

これはさみしいの一言では同じだけど、中身が全然違う。

小説を書くみたいにぴったりの言葉に言い換えていくと、本当の部分が知れる時もある。


言葉はたくさんあるから、面白い。



話を戻して、色気について


秘めているもの

奥深さを感じるもの


凛としている人に儚さが合わさっていると、きっと人は色気を感じるのではないかと思う。

その逆もそうかもしれないし、組み合わせは無数にあると思う。

簡単に言うならば、強さの中に弱さを感じた時。


あと、闇や暗さに色気が組み合わさっていることは多いと思う。

底がないような闇を感じた時、つまり危険を感じるのだろうけれど、どうしようもなくその闇の底が魅力的に見えてしまうのは、色気を感じるからなのではないか。

 


基本的に人は強さに惹かれるものだと思うのだけれど

強さというのは、ポジティブなものという意味ではなく、エネルギーが多くある、溢れているという感覚

さっき話していた友達の言った自信は私としては、ここに当てはまる気がする。


中身はなんでもいい、なくたっていい

自信があると、人は魅力的に見える。

でもこの魅力的は=色気ではないと思う。

眩しい、憧れる、人に慕われるものではあると思うが、色気は強さだけではだめなのだ。


もちろん美しい動き、見た目も要素としては大いにあると思うのだけれど、それだけでもだめだろう。

見て取れたイメージよりも立体的に、より複雑に、もしくは自分の物差しより大きな何かを感じると、人は未知を感じて、色気があると思うのではないだろうか。

それが自分にとって、計り知れなさを含むからこそ、色気は、言葉に出来ないと思わせるのではないだろうか。



と、考えてみた。


私の中で色気というもののイメージは、影に近いのだろう。

そして、色は黒をベースにしてその人の個性の色味に分かれているイメージなのだ。



今後もっと深く人を知って、答えは変わるかもしれないけれど、今の私の答えはこれ。