緊急性は低いけど重要性は高いもの

風水心理カウンセラー
神崎七海です。


フランスに住む友人がジャズボーカルのレッスンを始めたと、嬉しそうに連絡をくれました。

彼女は元々プロ並みに歌がうまくて、
昔よくカラオケにいっては惚れ惚れしていました。
彼女自身も10年くらい前から、
趣味の範囲でボーカルを本格的にやりたいとうっすら思っていたそうです。

でも、
もちろんすぐやらなくても特に困らないし、
お仕事も忙しいし、
目先の優先順位の高いものってたくさんあるので、なんとなく後回しにしていた。
それを遂に開始したというわけです。




10年くらいのスパンで
「やろうと思ってやってないこと。」　

きっと多くの方にあるのではないでしょうか。

痩せようと思い続けて10年、
料理教室に通おうと思って10年、
あの町に引っ越したいと思って10年。

これらはきっと
今すぐやらなくても困らないけれど、
自分の中では結構大きな課題だったり夢だったりします。

人間はどうしても、
緊急度の高いものに日々の時間を使ってしまいがちで、
緊急度は低いけど重要度の高いものをどんどん後回しにしちゃったりするものなんですね。

そういう意味では、
長年の夢に意図的に取り組んでみると、
何か見えるものがガラっと変わったり、
人生がより潤ったりする可能性も高そう。

「いつか○○しよう」
そんな風におもっているだけでは、
きっとその「いつか」は永遠に訪れないでしょう。

はじめの一歩は、
まず、自分で決めることから。


2019年も前半がもうすぐ終わろうとしています。

今年の後半はぜひ何かひとつ、
「緊急性は高くないけど、長年思い続けていること」

に取り組んでみたいですね。