連日の報道を見ているとやはり震災当時の事を色々思い出します。
私の住んでいる地域は沿岸部に近い所で土盛りをした道路の向こう側とこちらが側で明暗を分けました。
子供達が通った小中学校やコーラスの練習場所の市民センターは避難所となり、人が溢れかえっていました。
今朝のテレビで戦後の場面で「立ち止まってないで前を向いてほしい」とセリフがあったけど、津波で被災した方はもちろん、そういう方々を目の当たりにした私たちも何をどうしていいのか、どう助けてあげられるのか、途方にくれている状況だったと思います。
ライフラインが少しずつ復活して、家の中も片付いてきたころ、コーラスのメンバーで一番親戚や友人を亡くした人が「歌いたい」と声をあげました。こんな状況の中で歌を歌っていいのだろうかと躊躇しましたが、場所もその方のうちを使っていいからと仲間に会いたい気持ちも大きく集まりました。
最初はみんな泣きながら歌っていたと思います。どの歌を歌ってもそれぞれに色んな想いが駆け巡りました。
先生からチャリティーコンサートに出演するという目標をもらい、被災地に近い私たちだから届けられる歌をと練習場所もままならないながらも歌いながら少しずつ元気を取り戻した気がします。
音楽には癒す力もあるけれど自分に素直になれる力もあると思います。
避難所で気をはって泣かずに頑張っていた人が慰問の歌を聞いて大泣きしたとの話も聞きました。
上手に歌えたらもちろん良いけど心に届くコーラスを素敵な仲間たちと歌っていけたら良いな🎵音楽の力を信じて。




