日本ではどうかよく知らないが、アメリカそしてヨーロッパ諸国ではムスリムの人が頭につけるヘッドスカーフをめぐりいろんな賛否議論が交わされている。

 

私も最初はなぜ被るのかちぃーとも分かっていなかった。

 

が、しかし、

 

なぜスカーフをかぶるのか利点が良く分かった気がする今日この頃。。

 

良い点をいくつか上げてみる。

 

*ヘッドスカーフはヒジャブというので、以下からはヒジャブ🧕と呼びます

 

⒈ 周りがかぶっているから、自分もかぶりたくなる症状。

 

これはどんな症状かというと、、例えば、、昔々その昔、、上半身裸でいるのが当たり前の集落に住んでたとする。。

 

そして、西洋人が、服を着ないなんて野蛮だとかなんとか言って上着を着るように進め、そしてそのうち周りの人が上着を着だす。。

 

別に流行りが気になるわけでもないが、、かと言って上半身裸で歩く人口が少なくなってきた為か、上着をきていないと目立つ!!

 

だから、上着を着るようにした。

 

ただそれだけ。。

 

そんな感じで、私も思った。。

 

うーん。。ヨルダン女性の70〜80パーセントの女性がつけているため、付けていない女性が目立つ。。

 

私も外国人なのでただでさい目立つのに、もっと目立ちたくないからヘッドスカーフを巻きたくなる。。

 

ブレンドインしたくて、何が悪いと思ったり。。

 

 

 

⒉ ズバリ顔が細くなる

 

最近太り始めたせいか、、二重あごが鏡の前で横に向くと見える。。(グゥア、、アアガーン)ポーン

 

そして、考える、、

 

んーー。。ジムに行くか、食べ物を減らすか。。

 

いや一無理は禁物w

 

一番手っ取り早い解消法はズバリ、ヒジャブでしょ?!

 

と一番簡単な事しかしたくないため、そんな事を思ったり。。

 

顔をあれだけ小さく丸めて巻くのだから、もう整形手術誰も必要なくなるのでは。。

 

⒊ 女性も男性もヒジャブをしていても優しい。。

 

これはこちらの世界では当たり前の事なのかもしれないが、外見が重視のアメリカからやってきた私はびっくり仰天した!!

 

スカーフをカジュアルに巻き、スターバックスのようなコーヒーチェーン店で

 

コーヒを頼んだ私。。

 

私の注文を受けたバリスタは十代のような青年。。

 

スカーフをして私の顔があんまり見えなかったにも関わらず、「満面の笑顔」で注文を取ってくれた!!!

 

はて、、何か私がいいことしましたか??

 

そしてしばらくして、思った、、

 

ええ〜〜おお〜〜〜〜〜。

 

そいうことか〜〜と驚いた。。

 

アメリカでは笑顔で注文をとってくれる人は少ない。。

 

恐らく10人から20人に一人いれば良い方なのでは、、


しかしこのお兄さんは私の顔が見えようが見えまいが、満面の笑顔で接客する。

 

スカーフで顔を覆ってたとえ目しか見えていなくとも(どんな顔でも)優しいに違いない!!

 

それが意味することは、、、どんなおば〜〜〜ちゃんだろうが、どんな貧乏人だろうが、スカーフをつけていれば、皆女性。。

 

年齢や財産の多さで差別されない!!

 

それがどれだけすごい事なのか、、それは日本にしか住んだ事ない方はひょっとしたら分からないかもしれない。。(日本の接客は誰であろうが、世界でも一番か二番にいい)

 

⒊ 髪を気にしなくて良い

 

ヨルダンに引っ越してからというもの、水が髪に合わず髪がパッサッパッサ〜〜。

 

日本やアメリカににいるときは髪はツヤツヤ、サロンの人も褒めてくれていた。。

 

ヨルダンでは私の髪は、た、わ、し、のように硬くてパサパサ(涙)

 

うちのお風呂にはシャンプーが10セットぐらいざっとある。。。

 

何がそんなにあるかというと、、、

 

日本からのシャンプー、値段が高いものから、そして安いもの両方各種いろんなメーカーものが揃う。

 

そしてヨーロッパで購入したシャンプー安いもの+高いもの両方。。

 

そしてアメリカで買ったシャンプー各種。。

 

全て使ってみたが結果はパッサッパッサ髪笑い泣き

 

私の大抵の苦労はこんな感じで終わる。。

 

一人で研究し、、お金を無駄使いし、、いい結果もでず、それで終わる。。

 

私の人生それでいいのかっ!?

 

と思うが、そんなもんらしい。。

 

そして、最近お年頃なのか、白毛の量が多い。。

 

そんな私の全てのルックスの悩みを解決してくれるのは。。

 

そう、ヒジャブ。

 

⒋ 日焼け止め/ダスト/花粉症対策

 

私の従兄弟は(小学生時代一緒に住んでいたので、姉だと思っている)日本の夏に帰るたびに思っていたが、なぜ、夏なのに長袖長ズボン?そして手袋、日傘?

 

ひと昔前の私なら、「夏を楽しんでないわね〜」なんて嫌味なことを言っていただろうが、最近シミの気がきになりはじめ、、とうとう去年の夏、私は夏なのに長袖をきて日本を歩いていた。

 

彼女は言った「あんたが長袖夏に来てるの初めて見た。。」

 

そう、私は学習したのだ、ヨルダンの光!太陽!は痛い。。


日射病に生まれて初めてなったのも、ヨルダンの太陽を甘く見ていたからだ。。

 

気温も高いし、紫外線が痛い。。

 

昔彼女をバカにしていたが、今は私も同類、、翼の広い帽子に長袖、サングラスetc..

 

日本にも太陽を嫌うヒジャブ女がたくさんいるとママに話したぐらいだ。。

 

そして、ヨルダンの夏はホコリっぽくって(砂漠からの砂)で息がしにくい。。

 

放っておけば、鼻にホコリがたまり、大量の鼻く○となる。。

 

これはもうヒジャブをかぶらない方がおかしい。。

 

⒌ おまけ

 

そして最近思うのは。。

 

「秘すれば花なり」は本当だなぁ〜〜ということ

 

ヒジャブ女性が奥ゆかしく、美しく見えるとするならばおそらくこの理由からであろう。

 

布の下にどれだけの美が隠されているのか、、そんな余裕をも見せる、美しさを美しいと思えるお年頃。。

 

うっふふ。。。。

 

なーんて

 

本気でかぶりだす勇気はありませんが、美しいことは認めます!