住むとなると、私にとって一番大事なことは、「食」である。。
なんの車に乗るかやら、どんな服を着るかは私とってそんなに大事なことではなく、何を食べるのか方が大いに大事である。
幼い頃から母に健康な体があれば後はどうにかなると教わってきた私はなるべくオーガニックで育った「本物」の食べ物を食べるようにしている。
そうそう、、当時私の小学校で牛乳を飲まなくてもいい生徒は私ともう一人牛乳アレルギーだった生徒ぐらいだった。。
まだまだ誰も、食の安全性を疑わなかった時代、、変人扱いされ、嫌な思いをしたこともしばしば、、、
あの時から考えると、今は随分オーガニックの大切さを分かってくれる人の数が増えたと思う。。
もうかれこれ30十年ぐらいそんな生活を続けてきていた私は、
ヨルダンにきてギラギラ光る異常なまでに巨大な野菜と、、
圧倒的な存在感をかもちだしている、添加物が大量に入った、ネオン色に包装された乳製品の品々に恐れをなした。。
食べている方がいると思うと、大変申し訳なく思うが、、
あの異常なまでにパッケージされたアメリカそしてヨーロッパから輸入されてきた乳製品商品の数々を見るだけで、吐き気がした。。(スイマセン)
アメリカでの貧乏生活時代も、食べる物には気をつけて生活していた。
しかし、ヨルダンにまできてそんな贅沢はできないのか、ここで生きていくと言うことは、これを食べなきゃいけないのかと、、
最初のうちは巨大野菜を頑張って食べていたが、そのうちだんだん慣れてきて「なーんだ食べれるじゃん」と思って諦めのついた頃、、
ヨルダンにもオーガニックマーケットがあるという情報をゲット!!
その名も「ヤンブート」(Yamboot)という。
メガネ君の訳だと「小さな芽の出る場所」というような意味らしい。
この店はなかなかこだわっていて、オーガニックのパンもふくらし粉の入ってない、ヨーロッパ風のパンがで手に入る。
ここのフランスパンは高級スーパーコズモと言われるチェーン店よりも断然美味しいw
そして、シーズンオフで野菜の数が減ることもしばしば、、が、しかし、それもオーガニックな八百屋の愛嬌であろう。。
シーズンオフで手に入らないものがあって当然。
ここのお店のオーナーさんらしき人が初めてあった時に教えてくれたことは、
「ヨルダンではサウジアラビアで法律違反とされている薬を使っているんだ」だからヨルダンの食べ物は安全じゃないと説明してくれて、半信半疑だったメガネ君もやっと私の事を信じてくれた。。(笑)
一体雨の降らないヨルダンでオーガニック野菜を作るなんてどうやっているのか??
初めてヤンブートに行った時このお兄さんを質問責めにした。。
そしたらヨルダン川の周辺にいくつか自分達だけの農園で野菜を育てているらしい。。
さらにいろんな質問をしてみると、ここの国の王様アッブドゥラ一2世もオーガニックファームを持っているそうな、、
確かオーガニックファームは7つぐらいあると説明してくれたような、、そして、1番多い害虫は蜘蛛だと教えてくれた、、
王様辺りは、、安全な食べ物を食べているに違いないと勝手に想像した。。
そしてこのお店のお野菜は安くて美味しいw
オーガニック野菜の一番いいところは、何と言っても「味」だと思っている。
ヤンブートで購入したオーガニック野菜と果物w黄色い実は生のデーツです。硬いと渋いですが熟すと柿の熟したやつみたいに甘く柔らかくなります
シティーモールで買った巨大なパプリカ達。。