栗原智久
江戸の世界にアクセスしよう!
単位に貨幣に衣・食・住……。江戸の世界のあれこれを調べるための現代の諸書と江戸時代に書かれた江戸随筆を“江戸レファレンスブック”として紹介。読んで楽しく、自分で調査してなお楽しい、画期的「ツール本」の誕生!
江戸時代について知りたい、そんな時にどんな文献にあたればよいのかがわかる本です。
江戸時代についての簡単な説明と、より詳しく知りたくなったときの参考書があげられています。
江戸時代の知恵には感心させられるものがたくさんありますが、一番は時間。
サマータイムなどと大騒ぎしていますが、江戸時代はさらに進んでいます。
なにせ季節によって一時間の長さが違っちゃうんだから。
まず一日を昼と夜にわけます。
日の出の時間を明け六つ、日の入りの時間を暮れ六つとします。
その上で昼と夜を均等割。
今の時間感覚にすると、日の出が午前6時、日の入りが午後6時。
その上で昼夜それぞれを12等分して1時間を決めるわけです。
当然1時間の長さが違ってきます。
例えば、
6月 20日の東京の日出没時刻は・・・
日の出時刻:4 時 25 分
日の入時刻:19時
昼の1時間の長さ、約70分、夜の1時間の長さ、約50分。
これでいくと8時間労働の場合、夏は約9時間半働く事になりますが、冬は6時間半になります。
日の長い夏は長く働き、日が短い冬は短く働く。
なかなか合理的な考え方ですね。
もっとも現代のサマータイムの考え方とはちょっとかけ離れてはいますけれど・・・。
今度江戸時間で生活してみようかな。
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