朝、雨が降ったので映画を観に行こうということになり

夫いわく評価が4点以上の「ゴールデンカムイ」を観に行くことになりました。

 

 

 

『ゴールデンカムイ』は、『週刊ヤングジャンプ』に野田サトルによって連載されていた日本の漫画と言う事でファンらしき人が多かったです。

 

若いのに映画チケットの買い方も解らないのかい?というくらいチケットの販売機の前で揉めているグループもいましたが、こうやってでも映画人口が広がればいいのかなと思いました。

が、終わったあと、

「漫画そのままじゃん。すごーい」なんて興奮した感想も聞かれ、ファンには高評価のようです。

 

何の事前知識もないまま観に行きましたが、カムイということでアイヌ民族が出てくるのだなくらいの感覚でしたが、ゴールデンが埋蔵金だったのですね。ちょっと苦手な分野でした。

観始めるといきなり1904年二百三高地の戦闘シーンからで、圧倒的な戦力を誇るロシア軍に対抗する日本軍が次々と打ちとられて行く中、

「不死身のすぎもとだあ」と単身乗り込んで戦っていく男がいる。

大勢の中に銃剣のようなもので乗り込んでいくので、囲まれたら、返り討ちに会う事もあるのだが、それも物ともせず、戦い抜く。

まるでウルバリンじゃないのと思っておりましたが、仲間は次々にやられてしまって一人になってしまいます。この戦いでロシア軍が4万だったのに対して日本軍は13万の兵を失ってしまったようです。大変な戦いだったようです。

この頃の軍服は中々おしゃれです。この主役のすぎもとのもおしゃれなブルーの軍服にタータンチェックのマフラーをしていますが、次々に襲って来る兵士たちの衣装もおしゃれです。黒の軍服でも服についた飾りとか凝っております。

 

ところで、この戦争シーンのあと、すぐに釣りのシーンになります。

そこから、すぎもとが釣っている傍らで不思議な話をする男がいます。うそかホントかとんでもない男から大変な話を聞いてしまいます。

昔、北海道には、金のとれる川がたくさんあって、それをアイヌの人たちが砂金とりとして集めていた。それが現代のお金で80億円とか。盗んだ男がいて…。その金塊のありかを脱獄囚に託したというもの。その脱走兵の数24名。体に入れた入れ墨で全員そろわないと金塊のありかの地図がわからないらしい。

そんな脱獄囚とクマに襲われた時に助けてくれたアイヌの女の子対第七師団の金塊を狙う兵隊たちとの戦いが始まる。

第七師団の兵隊たちの怖い事。頭から汁が出てくる人がいたり、恐ろしい顔をした双子とか、グロい場面も多々出てきます。

ただ、アイヌの女の子とすぎもとだけのシーンになると時間が経つのがちょっと遅くなります。あと、馬で引かれる荷車のシーンですが、外国ものだと列車の上で戦うシーンのようですが、ちょっと先が読めてしまうので、その前に展開してほしかったですね。撮影が大変だったのでしょうね。いつもそういうシーンで、変んに撮る側の気持ちになってしまう自分が嫌ですが。

 

皆さん演でドラマに入り込んでいたのですが、最後の方でエンドクレジットが出て来て、キャストが解ると急に、誰がだれか解ってしまって、扮装に見えてしまうので

そこが残念でした。

 

帰る時に、また違うお客さんがまだまだ最初の方だから、この後どうするんだろうと言っていましたが、そんなに長くやるのなら、観る自信がないです。

どうするのでしょう。「ゴールデンカムイ」のスタッフの皆様。先延ばしされたら観ないですよ。