いつも伺っている老健のお医者さんのブログに

老人ホームを7年利用したらという記事が載っていた。

そこで、うちはどうだったのだろうとグループホームに入ったいきさつをみてみた。

母は、認知症専門のデイサービスに通っていた。

それというのも、認知症以外の人が多いところだと、仲間外れにされてしまうからだったし、体が元気なため、体が不自由な人のお世話をさせられることが多々あったらしい。

2015年当時は、そんな感じだった。

 

そこで、認知症専門のデイサービスに行って、元気な人が多いので、散歩に行ったり、習字をしたり、工作や、体操をして元気に過ごしていたが、弟の娘が結婚すると言う事で

父が、その用意のために服を買ったり、美容院へ行ったりするようにといったために

母はちょっと忙しかった。

美容院に行った帰りに転んで手を骨折してしまったのだ。

 

その時に入院した病院で、どこか施設に入ると決めなければ退院出来ないような事を言われて、慌てて施設を探すことになったのだ。

 

世田谷は、老人ホームが高いと言う事で、たぶん老健を勧められたのだと思う。

いくつか言われた老健を回ってきたが、空きがなくて、他の地区の老健も探した覚えがある。

うちの近くの老健は、施設に入っている間は、面会が出来ないようなことを言われた気がしたやめたような気がする。

 

そんな時にデイサービスで使っていた施設が入居できるからどうかと言ってくれたので、そこにしたと思う。

そこは、月額約25万円で、介護度が進んだら他に移ろうかと思って入居したわけだが、入ったら、入ったでそう移動できるものでもなかった。

 

こういうところは入った時と同じ状況であることはなく、長くいるうちに介護度が進んできた人が多くなって、元気な母は大変になって来たようだし、元気と言っても、重傷者が多いと手が回らず、可哀想だったし、結局、施設で転ぶことも多くなったし、こちらも支払いがきつくなってきた。

 

14年も入居している人もいたが、よほどお金持ちなのだろう。

うちは、4年もいたらきつくなって、他の施設をさがし移った。

 

イベントが少ない施設だったけれど、介護度が上がった母には、ちょうど良かった。

車椅子になった時点で変われれば、もっと良かったと思う。

ただ、前の施設は、骨折などで入院しても、戻らなければならず、入院している方が安くついたかもしれない。

 

父が入院した時も退院に際して、施設を探さなければならなかったが、実家に近くはどこも入居するのに、高額で探すのが大変だった。

 

老健なら、それほどでもなくいいと思ったのだが、父が3か月も入りたくないと言ったためにデイサービスのショートステイのようなところを使うことになった。

でも、たびたび病院に入院していて、病院でリハビリまでいるので、今思うと老健に入れて貰った方が安上がりだったのではないかと思う。