もう、あちこちでレビューを読んだのですが、メチャクチャとか、ストーリーがよく解らないと言われながらも、ダメな部分が気になって観て来ました。
解説
作家・伊坂幸太郎による「殺し屋シリーズ」の第2作「マリアビートル」を、「デッドプール2」のデビッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演でハリウッド映画化したクライムアクション。
いつも事件に巻き込まれてしまう世界一運の悪い殺し屋レディバグ。そんな彼が請けた新たなミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗んで次の駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。盗みは成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、降りるタイミングを完全に見失ってしまう。列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かって加速していく。
共演に「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロック、「キック・アス」シリーズのアーロン・テイラー=ジョンソン、「ラスト サムライ」の真田広之ら豪華キャストが集結。
2022年製作/126分/R15+/日本
原題:Bullet Train 映画com.より
なんかこんなブラピ大好きです。殺し屋のカービーが腹痛を起こして、ブリーフケースを盗むだけならと代理で請け負う。どうも以前の犯罪とかかわった相手に会ってしまって、右往左往。
殺し屋だと思って観ていたら、平和が好きだからと銃を持とうとしない。
そりゃそうだ。ブリーフケースを盗むだけなのに、銃なんていらない。もっていることによって犯罪に巻き込まれるかもしれないものね。そういうところ好き。
それと、浅見光彦みたいな帽子をかぶっている。いいわあ。お惚けキャラには必須なものなのでしょうか。
一方、この新幹線の中には、大物の息子とその身代金を届けなければいけないレモンとタンジェリンの二人組。すごく仲良しで自分たちをツインだというので誤解されるけれど、それくらい仲良しっていい感じ。タンジェリンのアーロン・テイラー=ジョンソンのビジュアルもいいし、レモンのブライアン・タイリー・ヘンリーの機関車トーマスに例えて心が読めるってキャラも可愛らしい。日本でも日曜の朝とかに放送されていたものね。あんまり覚えていないけれど、ああいうシール私もよく持ち歩いている。(子供に受けるからね)
あと、最初に出て来たキムラのアンドリュー・小路。GIジョーの時より日本語が上手になっているみたい。お父さんの真田広之に比べて、顔が弱弱しいけれど、真田さんが活躍すれば文句ないので、期待。キムラも新幹線に乗るのよね。息子をビルから落とされて、その突き落とした犯人を捜すためという設定。でも謎の少女につかまって、中々活躍の場がない。けれど、ブラピとアーロン・テイラー=ジョンソンがずっと出ている状態なので文句なし。
他には、結婚式をメチャクチャにされて皆殺しにされた殺し屋とか、ソメイティみたいな見た目の着ぐるみとか、新幹線で、あんなにキャラクターだらけの車内なんてないかもしれないけれど、京王線とかだと、キティちゃんだらけはありえるから違和感なし。
あと日本というと、広告やネオンが多くて猥雑な感じにされることが多いけれど、それがなくて良かった。
それに、色々なアクション映画で町や乗り物が壊されることは日本ではないと思っていたら、壊し方が半端なくて面白かった。こんなの面白がったもの勝ちですよね。
あとね。チャニング・テイタムの登場も良かったけれど、カービーがライアン・レイノルズで、感激。サンドラ・ブロックも「ザ・ロストシティ」より良かったわ。
カメラワークが良かったのかな?みんな表情がよく解って素敵でした。
そうそう、学生の頃、新幹線の中で車内販売をしたことがありましたが、売り方がよく解らず、すぐ近くのグリーン車の一両目とか二両目で売り切って、遠い車両の人から文句をいわれましたっけ。

