7月にbunnkamuraに義妹に誘われて舞台を観に行きました。

ところが、ちょうど感染が拡大したころだったので

公演が中止。それも劇場で開場を待っている時に聞きました。

観たかった気持ちが収まらず、映画館でやっているこの「キンキブーツ」を観に行きました。

解説

実話を元にしたイギリスの同名映画を、ハーベイ・ファイアスタインの脚本とシンディ・ローパーの作詞・作曲で舞台化し、ブロードウェイでも上演されてトニー賞を受賞したミュージカル。

日本でも小池徹平と三浦春馬の主演で上演された大ヒットミュージカルのオリジナル版の模様を映像に収め、スクリーン上映。自分の意思に反して、倒産しそうな靴工場の跡継ぎとなったチャーリーは経営困難に苦しんでいた。そんな中、チャーリーは外見も振る舞いも違うドラァグクィーンのローラと仲間たちに出会う。そんな2人には思いがけない共通点があった。ニューヨーク・ブロードウェイの傑作舞台を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズの1作。

2018年製作/122分/G/イギリス
原題:Kinky Boots: The Musical
配給:松竹    映画com.より

 

今まで、海外の舞台も生を含め何回か観ていますが、

存じ上げない役者さんのは、初めてでした。

見た目は地味なのですが、歌唱力がすごいですね。

すぐに飲み込まれてしまいました。

 

ドラッグクイーンをやられたローラ役のマット・ヘンリーさん。

男装の時との差がすごくて目を疑いました。高いヒールで踊りまくるクィーンの皆さん。ヒールになれている女性だって、こんなに動けません。

しかも女性の方が体が柔らかいと勝手に思い込んでいたのですが、考えを撤回したいですね。

決して男性の方が体が硬いなんてないんですね。

もうそれだけで感動。

 

 

ゲイ好きでゲイを追っかけているわけではないですが、WOWOWでやっている

「プロジェクトランウエイ」とか「クイアアイ」というバラエティ番組も好きで

後者は、手助けするファブ5全員ゲイ。体が軽そうですぐ踊ってしまう。

前者もデザイナーとして応募してくる人の多くはゲイの方が多く、ストレートの方が肩身が狭い感じだけれど、ゲイの方も方が女性とも男性ともすぐに仲良くなれるので得な感じ。

 

ただ、まだ現実では、ゲイは肩身がせまいのが通例。人一倍苦労されて、頑張られている様子が感動に繋がる。

それと、二人の子供時代の子役さんたちが可愛らしい。

キンキブーツのキンキは、普通じゃないと訳されていたと思うけれど、敢えてそう言ってしまうのですね。

 

夫と観に行ったのだけれど、キンキキッズの舞台と勝手に勘違いしていたみたいで

唖然としていました。もっと聞いてくれたら説明したのに。

 

また舞台を探して観に行きたい。