2021 | | 2時間 9分 | サスペンス映画
解説
1938年のミュンヘン会談。旧友の2人はそれぞれイギリスとドイツの政府団に参加。戦争の危機が迫るなか、2人はナチスの極秘情報をめぐり秘密裏に奔走し始める。
出演:ジョージ・マッケイ、ヤニス・ニーヴーナー、ジェレミー・アイアンズ

1932年オックスフォード大学で一緒だったヒュー・レガトとポール・ハートマンは、
1938年には、それぞれ首相秘書とドイツの外交官でありながら反ヒトラーとして活動していた。
ポールは、戦争をする気満々のヒトラーを捕らえようと画策しているところ、ムッソリーニの提案で、フランス、イギリスを呼んでズデーデンの問題を解決しようということになった。
ところが、ズデーデン地方をヒトラーに取られたら、勢い付かせるだけ、戦争に突入するだけと思ったポールは、チェンバレン首相の秘書にレガトの名前を見つけ、仲間たちと代表団にレガトを入れ、協力させようとする。

史実に、このポールとレガトは、いないそうだが、このミュンヘン会議をどうするかで、色々動いていた人たちを解りやすく二人の人物で描き、表舞台にいるチェンバレン英国首相とヒトラーとの対比で、歴史がひっくり返る訳でもないのに何か起きるのではないかとハラハラドキドキします。

ヒュー・レガトに「1917のジョージ・マッケイ」
ポール・ハートマンにヤニス・ニーヴーナー

チェンバレン首相にジェレミー・アイアンズ
ヒトラーにウルリッヒ・マテス