おこんばんは
グローバルライフコーチング
奈々恵スカイラーです。
関東にお住いの皆さま
昨晩は夜中の緊急地震速報に起こされびっくりしたのではないでしょうか
私の住んでいる地域ではそこまで揺れなかったものの
夜中にいきなりあの音を聞くとかなり心臓がドキドキしてしまいます。。。
さて、気を取り直し
今日は、私が我が家のお兄の小話を。
我が家のお兄、高校一年生。
中高一貫校に通っているのですが
学業を疎かにしまくり、部活も腰を痛めて練習出たり休んだり。
勉強のことでも部活のことでもとにかく課題が持ち上がってくると
必ず言い訳に出てくるのが
腰が痛くて本当に何もできない＞
酷い時なんて定期テストの最中に
腰の痛みで椅子に座っておられず
テストの途中で退席してしまうほど
で、ここからはコーチ的主観に基づいて
このお兄の腰問題について語っていきます。
まぁ、お兄の話をじっくりヒアリングし
彼の様子をずっと見守っていた私の意見では
おそらく腰は深刻なダメージを受けているわけではない。
ところが「ある理由」によって
お兄にとっては耐え難い痛みとなって現れているのだろう
と仮説を立てました。
（でもこのことはこの時点では本人には伝えずに心にしまってあります。）
で、その「ある理由」
それはまぁ、一言でわかりやすく言えば
「逃げ」であり
もっと詳しく言えば
「怖れ」が結晶化したもの。
お兄にとっては
勉強できない理由、部活に出られない理由
要するに
「戦わないための、ごもっともな理由」
として存在する必要があったのです。この腰痛さん。
ポイントはここからです。
もちろん、本人はちっともそんな自覚はない。
勉強も部活もちゃんとやりたいのに、どうしても腰が痛くてものすごく困っている＞
と思っている。
なので、この状態の人に
私が上記に書いたような見解を伝えたところで
否定するだけなんですね。
そこで、まず何をしたかというと
専門の医者に連れていき、一通りの検査を受けさせました。
まず
「腰は深刻なダメージを受けていない」ということを本人に理解させることが先決
だと思ったんですね。
わかってはいたことですが、検査の結果は全て問題なし。
お兄は半分ホッとしたような
それでも首を傾げるような
そんな様子でした。
この時点でのお兄、ちょっと不安定な状態なんですね。
これまで自分が信じて疑わなかったものは
存在しなかったのかもしれない。
だとしたら自分が経験してるこの辛さは一体なんなんだ？！
このからくりはお兄に限らず
人間ならみんな誰もが気付かないうちによくやってしまう
呪いの術。
あ、一応言っておきますが
私は別に魔女とかそういう類ではありません
自分に対する良い働きかけを魔法と呼び
悪い働きかけを呪い、と呼んでいるだけなんです。
そう、お兄は
「戦いたくない自分」を実現するために
自分に動けなくなるような呪いをかけていたんですね。
さあ、問題は
これをどうお兄に気付いてもらうか、なんです。
コーチングではここからじっくり質問、ヒアリングを繰り返し
自分で自分に呪いをかけていたんだ、と気がつくのがセオリー。
コーチングをしていく過程で
問題の中核が見えてくることって多々あるのですが
基本的にそれは相手には伝えません。
「自分で気付く」ことが必要だからです。
意識の世界は不思議な世界。
どんなからくりか、は人それぞれ。
そこにどんな呪いがあって
それをどうやって魔法に変えていくのかは
コーチングという宝探しの中で少しずつ明らかになっていきます。
ところでその後のお兄がどうしているかと言うと
腰のことはもうほとんど言わなくなりました。
どうやら「腰が痛い俺」の呪いが解けたかな？！笑
そしてボチボチですが勉強も少しずつするように
まぁ、これからも母はこっそり見守り観察していく所存ですけどね
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