たくさんの人と接する仕事は気を遣って疲労が溜まることがありますよね。
客室乗務員の時も乗務中はアドレナリンが長時間出ている感覚で仕事が終わると放心状態になることも多くありました。
そんな中、OFFの時間でも変わらぬ笑顔で元気な同僚が多くいました。体質などもあると思うのですがロッカーや電車の中で見かけても機嫌が良さそう。話しかけてもOKな雰囲気
その同僚達を思い浮かべると今なお「作っていない笑顔」のイメージのまま。作っているように感じさせない「本当の笑顔」
「本当の笑顔」といえばそれを提唱した19世紀の神経内科医のデュシェンヌという医師がいます。
「本当の笑顔」とは
目尻が下がり
頬が上がり
口角が上がる状態
この状態が揃っているとのこと。
どこかが欠けていると無理をして作っているように感じさせる。
そして「本当の笑顔」は私たちの気分に影響を及ぼすと検証されています。
カルフォルニア大学でもデュシェンヌスマイルが心拍数を下げるという研究結果を発表しています。
これは実際に楽しいことがなかったとしても、3つのポイントのように筋肉を動かすことで同様の作用があるとのこと。
OFF時にずっと笑顔でいるのは無理がありますが、ポイントで意識的に筋肉を刺激すると自分のメンタルヘルス管理としても有効なデュシェンヌスマイル。
口と目との筋肉は連動しているので、マスクをしているからといって口角をあげるのをやめてしまうと目の周りの筋肉も動きづらくなります。
歯磨きの後に鏡を見てデュシェンヌスマイルをしてみると気持ちの切り替えになりおすすめです