1991年頃だろうか。
ある友人から「三重の川越においしいラーメン屋さんができた」との情報を受け、お店に向かう。
30台以上は停められる駐車場は既にいっぱいで、あふれて路上駐車も見られる。
大箱店だが行列に並んでようやくありつけた。
【ラーメン 横綱 三重 川越】
最後に訪問したのは、2005年にリニューアル後の大阪 柏原店だと記憶しているので19年ぶり。
当初の横綱はセントラルキッチンは既に稼働していたが、屋台風とのことで豚骨スープと醤油ダレを一緒に炊き込んだと思われるスープを冷凍し、各店舗で湯煎し釜にあけてオーダーが入ると目の細かいスープ濾しを通して丼に注ぐ、屋台風の演出がありました。
家庭向けサイズの丼になみなみに注がれたスープは少し臭みがあったが、しばらくしてまた食べに行きたくなる不思議な魅力のあるラーメンでした。
鈴鹿にもお店があるのだが、敢えて伝説的なお店に11:00頃に入店。
入店するなり、スタッフから衝撃の事実を伝えられる。
無料のネギ入れ放題のサービスが停止しているとのこと!
これじゃあ「あじへいチェーン」でキムチ食べ放題がなくなるほどの衝撃。
でも、「みみっちい」と思われるのもアレなので(?)平静を装い着席。
メインのスープは変わらず豚骨醤油一種のみと潔い。
何がすごいって、値上げラッシュでチェーン店でもノーマルなラーメンで¥900以上を請求されるようになった現在でもこの価格(2005年時で確か¥590)。
さらに餃子もこの価格。
かつて安く頂けた餃子の王将(王将フードサービス)のコーテルイーで¥319。
ラーメン屋さんでサイドメニューをほぼオーダーしないのだが、これはお得感がある。
「ラーメン 並」「餃子セット(ぴり辛)」をコール。
横綱と言ったら粗びき唐辛子をおろしにんにくで和えた「ニントン」。
これも確か2000年頃に、にんにくを省いた見た目が同じ「うまみ唐辛子」にリニューアルしたが、元さやに戻ってました。
絵を収めている内に早速ラーメンとセットのライスが到着。
・・なのだが、餃子の到着に3分近くのタイムラグ。
これが普段サイドメニューをオーダーしない理由。
餃子も関西系なので、しっかりしたサイズ。
餃子を待っている間に先にスープを収めておく。
2000年初頭にそれまで何かと賑やかだったスタイルから、店舗の内外装や丼も黒に統一しシックな装いにリニューアル。
ただ、スープもリニューアルしてしまってあの臭みは影をひそめ、ラードの層が加わったことで自身は2005年以来となってました。
これも店舗数を増やすにあたり、より多くの方に親しまれるようにとのことか。
それでも現在で50店舗に満たず、その間3回内外装や丼もラーメンスープもリニューアルしているそう。
本来なら無料の刻みネギを丼にまぶし、ニントンを溶かし込んでスープとかっ食らうのだが、ここは出来ず。
今後は少額ながら有料のサービスとなろうと思える。
と言うのも、1回目のリニューアルで小ザルに盛ったネギから大きめのタッパーに変更され、それを完食する「みみっちい」のが出てきたから当然の流れだろう。
十分に満足できる内容で¥1.000でお釣りがくる。
外に出れば、駐車場があらかた埋まる勢い。
さすが川越店、伝説が今も通用しているのかな。
懐かしさを回想しながら、改めてまた来てみようと思えました。