四柱推命に関するブログは多いですが、正しい鑑定をされている方はほとんどいらっしゃいません。
残念なことです。
未だに
正官が二つ以上あると偏官になる
→ だから悪い
印綬が二つ以上がると偏印になる
→ だから悪い
吉星である食神をやっつけるから偏印は悪い
→ 倒食と呼ばれる所以はそこにあるから悪い
月支空亡していると、結婚してもすぐに離婚する
→ 空亡は何事においても悪い
空亡の時期に人生に関わる重大な決断を下すのはいけない
→ 空亡の時期に動くと恐ろしいことが起こる
冠帯、建禄、帝王があると、非常に強い運に助けられる
→ 命式だけではなく、大運や歳運に回ってきても良くなる
墓があると墓守になる
養があると人から愛される 等々
→ 十二運は非常に有効な鑑定方法
・・・・・・なんて・・・
こんな鑑定大間違いです
お客様は、ご自身の人生をかけて鑑定に来られています。
鑑定士の一言によって、人生が大きく狂わされるのです。
命式によっては、劫財や傷官、偏官、偏印でしか救えないものが数多くあります。
空亡の時期にしか開運しがたい命式も非常に多いです。
十二運なんて、まったくのでたらめで、季節の中にある日干の力量を一切無視したこんな見方、ただの当てものでしかありません。
そんな見方ばかりしている鑑定士さん、
でも、たま~に当たるから、
「すごい!!当たる!!」
と思ってしまうのです。
そして、なによりも当たったお客様しかリピーターとして戻って来られないので、
「よく当たる!!」
と勘違いするのです。
五行の相生相剋の勉強はできても、結局そこまでしかわからないので、
偏官、とか傷官、とかいう名前に惑わされた見方しかできないのです。
四柱推命に関する一般大型書店に置いてある市販の本は、間違ったものばかりです。独学の方が、間違った勉強に進むのは、ここにまず大きな問題があります。
正統な四柱推命を勉強したい方は、絶対に専門書店に行かなければいけません。
しかも、内容を見極める力も必要。
四柱推命の教室をされている方の多くも間違っている今日・・・
なかなか改善が難しい状況です・・・