前回のブログで、羊水検査をドクターから案内されました
40歳だから確立が上がるからって事で、とくに異常が見受けられるというものではない
単なる案内で勧めるわけじゃない
出産した後で染色体異常が分かり、羊水検査があるなら事前に調べておいて、産まないって選択だってあったのに・・
っていうパターンを回避するためのものだそうです
たとえどんな子だったとしても、わが子に違いない!という信念のもと出産に挑む場合もあるでしょう
でも産むのは自分、育てるのだって自分
選択するのは自分であり、親でも友人でもない
だけど家族の同意書が必要であったので夫にそれを承諾させる必要もあり、
すでにぽんの両親には妊娠報告をしていたため、羊水検査を受け、その結果によっては子供をあきらめるつもりであるという報告と了承が必要になった
たまたまドクターに検査の事を言われた時、夫とクリニックにきていたため、帰り道早速夫に相談しました
ポンの夫は1年前より単身赴任で平日は県外で仕事をして、月に何度か家に戻るという生活をしています
じっくりと直接話せる機会は戻る週しかなく、検査が翌週となれば、今をおいて相談する時はないって事になります
夫は羊水検査というものを知らなかったけど、ぽん同様今まで 不妊治療→妊娠 というラッキーと喜びだけだったけど何だか天国から地獄へ突き落されたみたいな顔になっちゃいました
何かのアクシデントで流産という危険性は考えてたけど、検査によりここまで育った子供を堕胎するという現実が受け止められない様子でした
すでに4カ月、安定期もすぐそこだったしね
夫は基本、ポンが「どうしたいか」という事をなんでも一番に聞いてくれます
今回も「どう考えてるの?」ということをまず確認してくれました
「羊水検査は前から知っていて、もし妊娠したら検査を受けるつもりだった
もしもの場合は子供は諦めるつもりである」
と答えた
何度も何度も考えてこの言葉を口にしたけど、最後の「あきらめる」という所で胸がいっぱいになってしまった
当分単身赴任の状態で子育ては自分がメインになるという点、ポンは40歳となり若いお母さんのように体力があるわけではない点、すでにぽんの親、夫の親は70前後となっており親を巻き込んでの子育てはムリだと思っているという理由も一緒に伝えた
ダウン症の子を育てる事は簡単ではないと勝手に思い込んでいるのかもしれませんね
夫は検査にさほどの意義があるとは思えない
だけど、心配性のポンの事だからそんな不安を持ち続けて出産を迎えるより、その検査を受ける事によって、安心して出産を迎えられれば、それが検査を受ける意義になるんんじゃないかって
そう言ってくれました
ぽんの父は、その確立はほかの年代から比べれば上がってるんだろうが、1/86ということは85人は陰性
ほとんどの人は陰性なんだから、そんな事考える事は無意味じゃないかって
母は、ドラマ「生まれる。」を見ていて、いつかぽんがそういう事言い出すんじゃないかと思っていたらしい
たとえダウン症だったとしても、せっかくおなかに授かった子供。今更堕胎なんて出来るの?
両家の親とも今現在健在だし、しっかりしてるんだから、そんな事考えず、大きなキモチで出産したらいい!
と、安心出来る言葉をもらいました
でも言い出したら聞かないぽん、いくら反対したって検査する事はわかっているし、それ以上の話し合いはありませんでした
結果、夫は無理無理賛成、ぽんの両親は反対2票となりました・・
でもぽん自身賛成なんで、最終 賛成2票、反対2票 の同点
それからクリニックへの連絡をする期限日まで、職場にもエコー写真を持っていって事あるごとに眺め、
家に帰ったらインターネットで検索する毎日でした
で、やっぱり検査することに決めました
ぽんは薄情なんだろうか
いや、薄情なんだろう
子供子供と不妊クリニックに通ったくせに、妊娠してあんなに喜んだのに
検査をすると決めた今でも毎日、自分を責めてる自分がいます
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