『映画音楽の巨匠たち 1』の続きです
この『映画音楽の巨匠たち 2』では
ヨーロッパの映画音楽の巨匠と日本の映画音楽の巨匠を
ご紹介したいと思います。
ジェームズ・ボンドのテーマ
ジョン・バリー(1933-2011)
ジョン・バリーはイギリスの作曲家で 多くの映画音楽の
作曲を手がけ『007』シリーズの曲は広く知られています。
ゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回受賞しています。
代表曲
・死亡遊戯(1978)
・コットンクラブ(1984)
・愛と哀しみの果て(1985)
・ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990)
・チャーリー(1993)
ニュー・シネマ・パラダイス
エンニオ・モリコーネ(1928-)
エンニオ・モリコーネはイタリアの作曲家で
1960年代は映画監督セルジオ・レオーネとのコンビで
『マカロニ・ウェスタン』作品で存在感を増し
1987年には『アンタッチャブル』でグラミー賞を受賞
1989年には『ニュー・シネマ・パラダイス』で
世界的にも高い知名度を得ました。
代表曲
・荒野の用心棒(1964)
・夕陽のガンマン(1965)
・続・夕陽のガンマン(1966)
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984)
・アンタッチャブル(1987)
もののけ姫
久石 譲(1950-)
映画音楽を中心に手掛け
特に宮崎駿監督作品においては『風の谷のナウシカ』以来
『崖の上のポニョ』に至る24年間全ての
長編アニメーション映画の音楽を手掛け
北野武監督作品においても
『あの夏、いちばん静かな海。』から『Dolls』に至る7作品の
音楽を手掛けています
代表曲
・風の谷のナウシカ (1984)
・天空の城ラピュタ(1986)
・HANA-BI(1998)
・菊次郎の夏(1999)
・千と千尋の神隠し((2001)
ゴジラ
伊福部昭(1914ー2006)
最後は日本が誇る映画音楽の大巨匠で
近代クラシックの作曲家でもある伊福部昭さんです。
伊福部さんが指揮をするお姿の動画を
見つける事ができませんでした…
でも、この記事を書くにあたって
伊福部さんを外す事はどうしてもできませんでした。
どうかご勘弁ください…
伊福部さんはほぼ独学で音楽を学んだそうです。
日本の音楽らしさを追求した民族主義的な力強さが特徴の
作曲家です。伊福部さんは北海道のご出身で音更町町歌や
何校かの学校の校歌も手掛けています。
代表曲
・ビルマの竪琴(1956)
・柳生武芸帳(1957)
・日本誕生(1959)
・怪獣大戦争(1965)
・大魔神(1966)