今日は『ロックが死んだ日』

今日　2月3日は

節分ですね

ですが　今日は『ロックが死んだ日』でもあるんです。

1959年2月3日

この日　

バディ・ホリー

リッチー・ヴァレンス

ビッグ・ボッパー

という　ロックンロールの

大スターが一気に3人も亡くなった日なのです。

今日はその話を少ししますね。

1959年1月23日から始まったツアーも11日目

彼らが移動に使うバスも現地の気候に対応するものではなく

ツアーが始まってすぐバスのエアコンは壊れてしまい

ずっと　不満を持っていたバディ・ホリーは

飛行機をチャーターして次のツアー地ミネソタ州

ムーアヘッドに行こうと語り

飛行機をチャーターします。

しかし　彼らがチャーターした飛行機は

小型単発機でパイロットのほかに3人分の

席しかなかったのです。

ビッグ・ボッパーは

ツアー中に風邪をこじらせていたので

バディのバンドメンバーだったウェイロン・ジェニングスに

席を譲ってくれないかと頼み　ジェニングスはそれを了解し

席を確保　それまで小型飛行機に乗ったことがなかった

リッチー・ヴァレンスも　もう一人のバンドメンバーであった

トミー・オールサップに席を代わってほしいと頼み

トミーは『もう一つの席はコイン次第だ』と言い

DJのボブ・ヘイルが　空港を発つ直前の

ミュージシャン達の前でコインを投げ　

リッチーが勝利し　席を手に入れたのです。

午前0時55分ごろに飛行機は離陸し

午前3時30分になってもノースダコタ州ファーゴの

へクター空港では飛行機から何の連絡も受けることはなく

飛行機のオーナーは当局に飛行機の行方不明を報告

午前9時15分ごろ　飛行機のオーナーは

別の小型飛行機で彼らを乗せた

航路を飛び　彼はすぐにトウモロコシ畑に

残骸がちらばっているのを発見します。

飛び立つ前　バディは

飛行機に乗らない

ジェニングスに冗談で

『それじゃボロいバスで凍えるがいいさ』と言い

ジェニングスもバディに

冗談で『それじゃ君はボロい飛行機で

落っこちるといい』と言い

その後　このやりとりはジェニングスを

一生苦しめることになります

彼らの亡くなった年齢も若く

バディ・ホリーは22歳

リッチー・ヴァレンスはわずか17歳でした

リッチーの生涯は

のちに『ラ★バンバ』という映画になり

大ヒットしました

そして　1971年　歌手のドン・マクリーンが

『アメリカン・パイ』という曲をリリース

その曲の歌詞中の

『February made me shiver』とは

3人を乗せた飛行機が墜落したことを指し

曲中でこの日のことを

『ロックが死んだ日 The Day the Music Died』と

繰り返しており　2月3日は

『ロックが死んだ日』と呼ばれるようになったのです。

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ごめんなさいm(_ _ )m