いろいろ、、教えてくれるへんろ道。
ここに来なくても、日常でもわかる事だろうが、日々の生活の中で、
見えなくなってしまう自分もいるだろう。
自然の中で、、巡礼の道の中で、、その中に飛び込んでいくことで、
自分にとって何が問題なのか、、光があたることもあるだろう。
続く。からです。
三坂峠をくだってきて、13時頃になりました。
冷蔵庫の中の様な気温の中、気持ちを奮い立たせて、歩きます。
遍路道に続く、子供達の応援メッセージに、寂しさもどこへやら、、
絵馬風のメッセージが掛けられています。
「最後まで、がんばってください。
Merci de faire de votre mieux jusqu'a la fin.
坂本小学校 六年生より」
最後まで、、そのための一歩。
小さな谷間の横を行く。
こちらにも、、
「浄るり寺までもう少しなので がんばってください。
A little furthern to joruri-ji Temple.
坂本小学校6年
Sakamoto Elementary School 6tn grade」
ゆっくりで、進んでいなく感じても、振り返れば、思っていたより
随分先に来ている。
「結願までがんばってください。
坂本小学校 六年生」
結願という言葉、、お遍路人には重い。
願いを結ぶ、、
行を終える時、どんな気持ちになっているだろう。
「へんろみち」の札
「山路ゆく 心の重荷 野に捨てて」
重荷を負っている方もいるだろう。
そうか!!
筏の教えか、、、
川を渡るのに便利だった「筏」
素晴らしいものだと、手放すことができずに、いつまでも背負って
歩いている。
筏は、川を渡る時や、下る時などに使うもの。
背負い続けるものじゃないんだ。
過去にとらわれて、気持ちが前に向けなくて、
こうなんだ、、そうなんだ、、これなんだ、、って
いつまでも囚われている。
今、生まれたのならば、過去なんて無い。
過去は過去で、尊いのもだけど、今の一歩を重くしていたら、
見えるものも見えない。
他人を見たらよくわかる。
、、、そんな過ぎたことを、いつまでも、、うじうじと、、。
、、、自分は?
足元に、なんだろ?
大きな葉っぱさん、だった。
木の上に残っていたものだろう。
強い風雪に耐えていたが、雪の上に降りてきたんだね。
雪の中、、にょき~っと木
木の肌の模様。
何かの信号みたい、、。
この木からの、言葉なのかな。
だったら、聞いてみたい。
美しいものを見たい、、、
感動したい、、、
この、地球に生まれてきたんだ。
悲しい、苦しい、汚い、嫌なものも、見ないといけない。
でも、そればっかり、、それだけなんて嫌だ。
辛いことのある、、それを乗り越えて、違う涙に変えたい。
ここも、、遍路道。
ゴールも、遍路道。
札所も、、花畑も、、
欠けた、文字の無い木札
それでも、道を教えてくださる
かつて、、街道だったこの道
雪の中に墓石
遍路道にはよくある景色。
病を患いながら、御仏の力を信じ、歩いていた人もいる。
旅の途中で、倒れた方もいる。
安政時代の御方、、
摂州西成郡木津村、、大阪西成木津ですね。
m(_ _)m
南無大師遍照金剛
きっと、、お大師様と出会われて、、ここに、、休まれたことでしょう
そんな街道にも、緑の命が繰り返され生きている。
「Sakamotoya almost there. Do your best.
坂本屋はもうすぐです。がんばってください。」
ありがとう( ◠‿◠ ) 坂本屋さんは、昔のお宿跡で、
休憩ができるところですね。
高名の木登りの教えを思い出した、、、
気をつけてくだります。
油断大敵💦
続く。
























