現代医学の終わりと抗生物質 | ナチュロパスなみのHealthy Life
2015-12-04 09:06:24

現代医学の終わりと抗生物質

テーマ:■ナチュロパシー(自然療法)
2013年に書いた記事なのですが、今日WIREDの記事を見て掘り起こしてみました。

家畜への「抗生物質の乱用」が子どもに与える影響:米国小児科学会が警告


WIREDの記事によると、

『米国小児科学会は、抗生物質の乱用で、人間、特に子どもたちの間で薬物耐性のある危険な感染症が増加すると警告している。』

そうです。

また、『子どもたちが「農場経由の薬物耐性」を持つ病原菌にさらされる機会としては、家畜や食品、あるいは家庭やスーパーマーケットで触れる表面などの周囲環境との接触が考えられる』そうです。

2013年、WHO(世界保健機関)の長である事務局長マーガレット・チャンは、抗生物質の乱用、誤用により進化した抗生物質耐性菌は現代医学に終焉をもたらすことになるだろう、と発言しました。

風邪には抗生物質は効かない、というのは、これ世界の常識ですが、日本ではまだまだウィルス性の風邪(その他ウィルス性の胃腸炎にも処方する医師がいるというのは、私自身も日本で体験しまして、本当にビックリしました)ごときに、抗生物質を出す医師がいるというこの事実。

抗生物質というのは細菌を殺すものでして、ウィルスを殺すものではありません。
しかも抗生物質が全ての細菌に有用であるかはてなマークと言われればそうでもなく、特定の菌には特定の抗生物質を使う、というのが常識的なところだと思います。

15年前にオーストラリアに留学した私は、留学し始めの年にひどい風邪を引きまして、お医者さんに行きました。
喉のリンパ腺もひどく腫れていたため、血液検査等一通りしてもらったのですが、検査結果はウィルス性の風邪。よって薬はなしでした。

日本で医者にかかれば当然薬が出ます。
咳止めから、鼻水止めから、涙止めから、抗生物質から、ただの風邪でも3-4種類は薬を出してくれましたので、このお医者さんの発言に大変ショックを受けまして。。

『えっはてなマークこんなにひどい風邪なのに薬出ないんですかはてなマーク』と先生に質問をしました。

その答えは『ウィルス性の風邪には薬はありません。ウィルス性の風邪には抗生物質は効きません。ゆっくり休養をして、ビタミンCを沢山摂ることです。』と言われました。

こんなにひどい風邪なのに薬も出ない、と憤慨した私は、確かガラガラの風邪声で日本の両親に電話をし、電話越しに『薬も出さないなんて、ヤブ医者じゃないのか!?』と言われた記憶があります(笑)。

自然療法の歴史を学び始めた矢先、まだまだ健康について何にも分かっていなかった頃ですね。

私にもそんな時期がありました。

もちろんヤブ医者なのは、ウィルス性の風邪に抗生物質を出す医者の方なのだと今ではよく分かっています。

さてこの抗生物質は風邪に効かない説、なんと1990年代初頭にはもう分かっていた事です。

1990年代には分かっていた事が、2011年になっても(私が日本に住んでいたのは2011年)分かっていない医者がいるということが何とも信じられないのですが、日本においては海外では当然の情報が全く知られていない、ということの良い例だと思います。

耐性菌って聞いたことありますか。

抗生物質等の薬剤に耐性を持つ菌。

耐性を持つ=効かない、ということです。

抗生物質が効かないとなるとですね。これ現代医学では手の打ちようがない、という感じです。

ある特定の抗生物質が効かない場合、違う種類の抗生物質を投与しますが、それも効かず、その他のものでも効かない、ということがあります。
これを多剤耐性菌といいます。

2病院で11人が多剤耐性菌に感染 死者も

多剤耐性菌の院内感染 www.c-mei.jp

多剤耐性菌死者、欧米で年8万人 WHOが統計発表

危うい日本の感染症対策 多剤耐性菌との戦いは、終わることがない

薬剤耐性菌は健康な人には害を起こしません。
但し免疫が弱っている人にとっては、命の危機をももたらすことがあります。

さて話しを戻して、WHOのマーガレット・チャン事務局長の発言について。

Resistance to antibiotics could bring "the end of modern medicine as we know it", WHO claim

これちょっと古い記事なんですが、2012年3月の記事です。
"The world is entering an antibiotic crisis which could make routine operations impossible and a scratched knee can potentially be fatal, the head of the World Health Organisation has claimed."

『世界は抗生物質の危機を迎えていると。基本的な外科手術や、膝の擦り傷さえも、命取りになりかねない』とのことです。

抗生物質の乱用や誤用が目立つのは、日本を含めたアジア諸国。
また家畜の餌に抗生物質を混ぜたり、養殖の魚に抗生物質を使うということもよくあります。
だから知らず知らずの内に、私たちの体の中に入って来てしまっていることも多いです。

お肉は出来るだけホルモン剤そして抗生剤フリーのものを選びたいもの。
お魚は出来れば野生のもの。養殖物は出来るだけ避けたいものです。

そして健康な免疫力を保つこと。

健康な免疫力があれば、大抵の風邪は薬がなくても休養と正しい食事によって1週間程度(もしくはそれ以下)で治るはずです。

風邪が長引く、重症化しやすい、ということは、免疫力が弱っているのかもしれません。

免疫力の要が腸にあることも忘れずに。

普段から栄養バランスの摂れた食事を心がけ、ストレスを軽減する、適度な運動をする、血行・代謝を良くする、腸内フローラのバランスを保つ、十分な睡眠をとることは大切なことです。

そして適度なデトックス(過剰なデトックスは必須栄養素の欠乏を招きかねません)。

環境ホルモンやら、重金属やら、化学物質やら、放射性物質が溢れる世の中。
排出しやすい体作りって大切だと思います。

注意ここで話す風邪とは一般的なウィルス性の風邪についてであり、溶連菌感染等による喉の痛みや、風邪からくる二次的な細菌の感染には抗生物質は有効です。ですので、自己判断で勝手に抗生物質を飲むのをやめる、というのも問題ありです。
これステロイド剤もそうだと思います。
抗生物質を飲むのを途中でやめたり、ステロイド剤をいきなり断ったりというのはこれまた危険。
ステロイド剤に関しては、これまたいつか別記事にあげたいと思いますが、いきなりやめて社会生活を送れなくなってしまったというケースを最近多く聞くので、非常に心配しています。
健康になることとステロイド剤をやめることの順番がちょっと違ってしまっているというか。。
ただ盲目的にステロイドをやめるのではなく、まずは健康状態を整えることも大切かなあと思います。

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