私たちの親友が亡くなった

 

昨日出先の電車の中での悲しい知らせ

 

2年間の壮絶な闘病の末

命が尽きた

 

 

 

彼と初めて出会ったのは

私たちが結婚したばかりの頃

 

私たちの新居にも

よく遊びに来てくれた

 

彼と旦那さんとは

高校大学とともに過ごした年月に

深い信頼に結ばれた。。

 

独特の関係が愉快で

時には皮肉な関係で

 

彼は物理では有名な学者

彼の大学での最終講義には

私たち二人で

出席した

 

彼らしい

最終講義だった

ユーモアたっぷりの

講義だった

 

それから

数年してから

病気が見つかり

2年間の

闘病生活に入った

 

そして

一昨日

命が尽きたという悲しい知らせ

 

 

 

私たちは最高の親友を失った悲しみを

ともに分け合った

深夜

お酒好きだった

彼を偲びながら。

 

無念だったに違いない

彼を偲びながら。

 

 

ふと彼はもういないんだーーという現実を思い

悲しく

寂しい

 

病気が良くなって

もう一度

彼とあって

 

面白おかしく

彼らしく

自分の闘病生活を

 

話してくれる姿を願ったけれど

かなわなかった