調査日誌229日目 -昭和3年の浪江町域の学校・教員⑩ 遠藤秀蔵- | 『大字誌 浪江町○○』調査日誌

『大字誌 浪江町○○』調査日誌

旧「『大字誌浪江町権現堂』編さん室、調査日誌」のブログ。2021年3月12日より『大字誌 浪江町権現堂』(仮)を刊行すべく活動をはじめました。2023年11月1日より町域全体の調査・研究のため新装オープン。

2024年6月18日。

 

西村慎太郎です。

浪江町域の近代の先生について、昭和3年(1928)福島県教育新聞社編『福島県教育名鑑』(福島県教育新聞社、1928年)から検証しています🤩

 

本日は遠藤秀蔵についてです。

 

------------------------------------

 

遠藤秀蔵

 雙葉郡浪江町(明四〇生)

浪江校訓導。大正十四年蠶業學校卒業養蠶教師免許實補教員養成所卒業農専免許

 

------------------------------------

遠藤秀蔵は明治40年(1907)生まれ。浪江小学校の先生(「訓導」)です。大正14年(1925)に福島県立蚕業学校(現在の福島県立明成高校)を卒業して、養蚕教師の免許を得ました。養蚕教師って初めて知りました🤩

 

その後、実業補習教員養成所(のちの福島青年師範学校。現在の福島大学)を卒業して、「農専」を獲得しています。農業学校の先生みたいな免許でしょうか??