こんばんは
今日、3月21日は【世界ダウン症の日】だそうですね。←他の方のブログと夫からの情報で知った人
現在妊娠9ヶ月。産前休まで数えるほどの勤務日を残すのみとなりました。当然ですが腹が相当目立っていまして…職場では女性陣(利用者さん)に『無理しないでね』『大事にするんだよ~』等とどっちがケアをする側か分からないくらいに気遣われています
その後大体、ご自分の妊娠・出産エピソードになり……『私は3日間陣痛に耐えた』とか『うちの子は◯◯gあって健康優良児だった!』とか『出産直前まで稲刈り』『産んだ数時間後には這って台所仕事をした』なんてのまで……
武勇伝がハンパない(笑)
結構、過酷なエピソードでもご本人は何だか懐かしそうになさって誇らしいような感じで笑顔でお話なさるんですよね
男性が傍で聞いている分には壮絶過酷な戦争体験にしか聞こえないのに嬉しそうな顔で誇らしげに語っているのと同じ感じでしょうかね。
女性にとっては妊娠・出産は半世紀経っても忘れられない人生の一大イベントなんでしょうね
で、祝日でもしっかり仕事だった本日。
物品の入った段ボールを運んでいたところ『あぁ!!重いものはダメだよ!本当に大事にしないと何があるか分からないんだからね!』と目ざとく発見され利用者さんから注意を受けました
その後も妊婦の正しい過ごし方について諸先輩方(利用者さん)から熱い指導を受け……
『ねっ!本当に大事にしなさいよ。健康な子を生んでくるんだから!』
【健康な子】・・・のフレーズに一瞬、心がざわつきました。運よく重い合併症がなければ十分健康な子と言えるでしょう。でも、お腹の子はダウン症候群。一般的には障害児との認識です。そして、相手の方が仰っているのは【健康な子】=【健康な健常児】だろうな~と考えながらその後に続く『生んだら顔見せに連れてきなよ』というお言葉に曖昧な返事と共に笑顔を返しました。
全く悪気がないのも分かっています。
むしろ善意120%でしょう。
私が反対の立場でも同じ様な
言葉をかけたと思います。障害児が
生まれてくる想定なんてしませんもん。
産んだ後『ダウン症だったんです』
と連れて行ったら戸惑ったり
沈黙になったりしないだろうかと
恐れているんだなと思いました。
相手の反応が気になるなんて情けないですね
(^_^;)
私の心の問題なんだと分かっていますが……
親しい間柄の人間以外に子の障害を伝える、もしくは知られる時に後ろめたさや気まずさを感じる自分の未熟さが心底情けないです
こんな想いを抱かずに【ほら!うちの子、可愛いでしょう!】と反応を気にせず他人に向かって言える日は来るのかなと……
次男がダウン症候群だという事実にはもう悲しみも不安も無く育てていくぞ!と思えているのですが、周りの反応を気にしてしまう私は覚悟が足りないんでしょうね