かんたんにいうと、
精神科・心療内科などの通院医療費が安くなる方法です。
Q)
まずは、どうするの?
A)
まずは、かかりつけの精神科の先生(内科や小児科でも使える事があります)に
相談して下さい。
微妙な言い回しになりますが、この制度が使える病気と、そうでない病気、
その症状の重さによって、使える場合とそうでない場合があるのですが、
ドクターの裁量権が非常に強いため、
極端な例を言うと、ドクターが「OK」なら、「OK」なんです。
診断書が必要になります。
Q)
どうやって申請すれば? 使い方は?
A)
ドクターがOKであれば、診断書とともに
お住まいの市町村に申請することになります。
医療機関によっては、病院から申請してくれる場合があります。
これさえあれば、
あらかじめ指定する医療機関(原則は病院と薬局、それぞれ1ヶ所)であれば、
診察代や薬代は原則、1割に安くなります。
また、所得によって支払い月額の上限が決まっており、
例えば低所得層であれば、2,500円が上限、
つまり、いくら病院に行っても、薬をもらっても、
月に2,500円以上は必要ないということです。
Q)
入院の時は?
A)
この制度の特徴は、入院の時には使えません。
通院時のみです。
ただ、医療機関のおこなっているサービス、
例えば、精神科病院のおこなっている精神科デイケアや、
訪問看護療養費も、それに含まれますので、
精神疾患の方が治療を継続していく上では、大変重要な制度です。