いま久しぶりに風邪をひき、38.1℃の発熱で横になっています。
しんどくてなかなか寝付けず、ゆうべの阪神の事でも書こう。と思い立ちました。が、やはりしんどい(^-^;
阪神がマツダスタジアムでカープと延長12回の死闘の末サヨナラ敗けを喫しました。
今月に入って4勝18敗という球史に残る大失速でドン底だったカープ。
追う巨人が中日に勝ち、優勝までのマジックナンバー(優勝迄の勝利数)2となり、もはや一敗も出来ない状況だっただけにこの敗けは本当にトドメを刺されたに等しい。
私はサンテレビでの中継で最初から最後まで観届けましたが、色々ともったいないポイントや選手に対して言いたい事がない訳ではない。
しかし…
カープの代打末包(この人も今季苦戦していた)の打球がライトを転々としていたあとのベンチ‥
岡田監督が微動だにせずグラウンドを見つめる姿。そして打たれた村上頌樹が号泣し、ナインに肩を抱かれてベンチへ戻る姿を見たらもう
「よく頑張ったお疲れさん」
以外の言葉は出て来ませんでした。
私はボクシングとプロ野球、あまり共通点のないふたつの競技のファンですが、野球ファンの試合後のコメントを見ると野球ファンは勝ち負けで同じ監督や選手に対して真逆の評価をし、勝てば神様。負ければそれはそれはケチョンケチョンに貶すというところがボクシングとは大きな違いだな。
と私は思います。
ボクシングファンは贔屓の選手が敗れたとしてもそこまで貶す事は無い様に思います。
ボクシングは数ヶ月に一度。野球の場合はシーズン中はほぼ毎日の様にあるので余計に一喜一憂が激しくなるのでしょうが…
昨夜のサヨナラ敗けのコメント、そらもう酷いものでした。見ていてしんどかった。
しかし阪神。私を含め何度も何度も
「今年はもうアカンわ」と諦めてはよみがえり、諦めてはよみがえり。ついに残り3試合に至るまで粘りに粘った。
先にも書きましたが、それをふまえた上でベンチで動けずただただグラウンドを見つめる岡田監督と号泣する村上を見たらもういいじゃないですか。
阪神、去年の様な井上尚弥ばり圧倒的強さは発揮できませんでしたが、ボクシングで言えばポイントを追い掛けながらも最終ラウンドまで壮絶な撃ち合いをしたじゃないか?と。
こうは書いても今シーズンは、勝負はまだ終わっていません。
阪神ファン心の拠り所サンテレビボックス席の言う様に
「ここまで来たけどそれでも最後まで阪神を応援する」
その気持ちを持って残り3試合を観届けます。
頑張れ阪神タイガース!!