2-1❓❓❓ 



誰❓優大に入れてたジャッジは❓

どう見てもジェルサレム完勝でしょう・ ・ ・💧


ま、それはともかく重岡優大は、昨日のブログで書いた流れとペース争いを初回からジェルサレムに持って行かれ、ダウンを奪われ‥


という見本の様な展開となりました。



メルビンジェルサレム、巧くて強かった!




亀田和毅のモデルチェンジ、攻めに重点を置いたボクシングに新たな可能性を感じました。



それから但馬ミツロ。

重量級の世界が日本人にはいかに遠く険しい山かと痛感させられただけでも充分値打ちがあった。

最後まで心折れず諦めず、前に前に出て行く気概に熱くなりました。



あ。内山高志はやっぱり解説に向いてないな😅

ジェルサレムに因縁のある谷口将隆の方が抜群にトークが上手くて面白いのだからそちらにして欲しかった😁



3150FIGHT、長い長い興行でしたが面白かったです。




さて、話は変わって今日のテーマは新旧交代。



ボクシングを観ていると、一時代を築いたボクサーが昇り龍の若武者に引導を渡される場面を目撃する事があります。


そこで今回は私がこれまでに観て来た新旧交代を思い出すままに、今日はヘビー級を書きたいと思います。



まず最初に観たというか、知った新旧交代は、

マイクタイソンVSラリーホームズの一戦でした。


ホームズが無敵のヘビー級チャンピオンだった時代を私はリアルタイムでは知りませんが、当時購入したタイソン来日増刊号に載っていた故佐瀬稔さんのコラムでその偉大さを知る事が出来ました。


そのコラムは36年経った今でも強烈に印象深く残っていて少し紹介させて頂くと、



『ホームズが「アリのコピー」というレッテルを貼られたゆえの不人気で、ここに至るまで実力に見合った正当な評価をされて来なかった。


しかしタイソン戦の第4ラウンド、突如として自身の全盛期に魅せて来た “アリを彷彿とさせるサークリング” で若き王者の周りを舞った時、満員の観衆は一斉にスタンディングオベーションでホームズを迎えた。


その時観衆は、これこそがラリーホームズがおのれで築き上げて来たオリジナルのスタイルだ。と、ついに気付いたのだ… 』



こんな内容だったと思います。

この一文だけで私はホームズというボクサーが好きになり、同時にその時全盛時代真っ盛りだった21歳のタイソンとの対比と世代交代をひしひしと感じる事が出来たのです。



そのタイソンですが、自身の自滅もあり明白な世代交代は最後までありませんでしたが、ホームズ戦から14年後の2002年、時の王者レノックスルイスに一発で撃沈された時は、80年代に始まったタイソン物語が遂に終わったんだな‥ 


としみじみ感じました。



その後のヘビー級で言えば、クリチコ兄弟時代が長く続いた末にウラジーミルがタイソンフューリーに判定で破れた試合、そして遂にストップされたアンソニージョシュア戦は、イベンダーホリフィールドVSリディックボウ以来の正統世代交代を見た!

という思いでした。



現在ヘビー級の第一人者はフューリーとオレクサンドルウシクですが、誰かこの二人やジョシュア、デオンテイワイルダーを破り、グローブを壁に吊るさせる事の出来る若き新星は現れるのでしょうか?


最近は戴冠自体が高齢化し、タイトルマッチも休眠しているヘビー級。

イキのいい選手の登場をずっと心待ちしています。