名も無き英雄譚の一節 | 名も無き者達の日常

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英雄譚メロディックデスメタル
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ごきげんよう諸君、そして久闊を叙する。NGTだ。

今回は私が担当として、名も無き英雄達の物語を文面にて紹介する。

要するに歌詞紹介である。


と、その前に一つだけ言わせて欲しい。

演奏時は一切喋らないのでよく誤解されるのだが、NGTは決して話すことが出来ない訳ではない。

コミュニケーションは可能である。ただ、そう、少々恥ずかしがり屋なのだ。


話が逸れた。

今回この記事で紹介するのは、ご存知我等が1stシングル収録曲、「反撃のカタフラクト」だ。

曲に対する理解をより深めるために、日本語訳と合わせてご覧いただこう。


反撃のカタフラクト

Is there a hand for holding the spear?
(槍を握る腕はまだあるか?)
Is there a leg for stomp the earth?
(大地を踏みしめる脚はまだあるか?)
We stand up for the kingdom and pride.
(我等が立ち上がるは国家と誇りのため)
It doesn't to agony never
(苦痛に服従することなど決してありはしない)
never surrender.
(決して屈服しない)


※ Steel spear will clash in the heavy rain.
(豪雨の最中、激突する鋼鉄の槍)
We have suffered a crushing defeat in the highest Mt.
(あの高き山にて大敗を喫した我等だが)
Calls for fighting spirit will awaken the intention of counter assault.
(闘志を求める呼び声が反撃の意思を呼び覚ます)

Ember will surely destroy.
(残り火と侮るな、必ず滅ぼしてやる)
Blast off ! cut off! vanish away!
(吹き飛ばせ!切り捨てろ!消え去ってしまえ!) 
Burned here is Signal Fire of a Counter assault.
(ここに燃やすは反撃の狼煙)
Heavy cavalry rage and fury is now chasing you.
(怒り狂うカタフラクトが貴様等を追う)
The pierce to you it's blow of resentment. ※
(貴様等を貫くのは恨みの一撃)


You have tear the head of us certainly
(貴様等は確かに我らの頭を引き千切った)
You have dissected the heart of us certainly
(貴様等は確かに我らの心臓を切り裂いた)
However, you have missed.
(しかし貴様等は見逃している)
You don't know that soul and pride is not killed!
(誇りと魂までは殺しきれていないことを!)
Not over yet!
(まだ終わってなどいない!)


My soul has shouted.
(我が魂が叫んでいる)
Live! Fury! Run! war!
(死ぬな!怒れ!走れ!戦え!)
We never lose.
(我等に敗北はない)
Never surrender.
(我等は決して屈服しない!)

※~※

We will ruin the strong force and a robust pride.
(堅牢な誇りも、大いなる力も我らが滅ぼそう)
This punishment to you that did not kill us.
(これは我等を殺しきれなかった貴様等への罰だ)


どうだろう。段々とストレッチパワー…いや、闘志が燃え上がって来たのではないだろうか。



この物語の中で戦う彼等は、決して自らの名を残すために戦っているのではない。

守るために。生き残るために。大切なものを踏みにじる者達に抗うために。

そんな彼等の怒り、祈り、そして覚悟を伝えるために私は叫ぶ。その想いを受け取って貰えたらと願っている。


さて、長くなったが今回はここまでにしておこう。次回を楽しみにしていて欲しい。


NGT