bluefinger1969 -21ページ目
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R.I.P

◆僕より年長だから亡くなっても仕方ないことだが、Mr.コーネル・デュプリー、もう少しあなたのギターを聴いていたかった。

◆最近のステージでは、呼吸補助機のようなものを付けていたらしいが、フレーズは衰えていなかったという。僕のように、blues,jazz,soul,funk,を日々ごっちゃに聴き、それをplayしようと四苦八苦しているものにとって、総てを一流にさらっとこなしてしまうあなたの才能が何とうらやましかったことか。

◆彼の名盤「Teasin'」の日本盤には彼のインタビューが載っている。「ミュージシャン自身が自分の音楽をひとつのカテゴリーに閉じ込めてしまうことは得策じゃない。少なくとも俺は自分のクリエイティビティを制限したくないね」

◆本日の一曲

MEMPHIS SOUL STEW/KING CURTIS & THE KINGPINS

沸々たぎる、テキサス・ギター。R.I.P.、CORNEL.

JOHNNY WINTER!

◆震災、そして原発の影響で、来日アーティストの公演中止が多発しているらしい。3月11日以降に、ブルーズロックンロール・ファン(僕です)待望の初来日公演が二つあった。一つはロンドンのハーモニカ・ストリート・ブギー野郎、ルー・ルイス。そしてもう一つが、テキサスは100万ドルのギタリスト、ジョニー・ウィンター。

◆結果的に二人とも来日、共にぶっ飛びのステージを日本で披露してくれた。ルーについては後述するとして、本日の主役は、ジョニー。

◆体力の衰えにより、立ってステージをこなせない、ということは知っていた。往年の迫力はなく、目もほとんど見えないためフレーズがおぼつかない、そして彼のトレード・マークだったギブソン・ファイヤーバードはその重さによりもう弾けない、など彼に関するネガティブな近況が多い中、それでも見に行きたかった。

◆大歓声に導かれて猫背でよろよろとスタッフに付き添われて登場したジョニー。かろうじて黒のテンガロン・ハットとアルビノの長髪が往年を彷彿させるように、見えた。そして第一発目のフレーズ。全然行けるじゃないかジョニー、GO,JOHNNY,GO!!

◆場内騒然とする中、極上の現役ブルーズロックが炸裂した。そしてアンコール。今まで持っていた、レーザーというヘッドレス・ギター(重さが軽い為、近年のジョニーが愛用)から、持ち替えて出て来た、出たファイヤーバード!!!

◆ギンギンにトレブルの効いた音が響きわたる。彼の左手には、銀色に輝くスライド・バーが!開いた口がふさがらなかった。DUST MY BROOM~HIGHWAY 61へと、僕には夢のような時間が過ぎていった。

本日の一曲

JOHNNY B. GOODE/JOHNNY WINTER

これは彼の昔の姿ですが、彼のSPIRITは全く変わりありませんでした。僕もずっとギターを弾こう。

MG'S!

◆究極のバンド、BOOKER T. AND THE MG'S。その解散後も、オリジナル・ドラマー アル・ジャクソンの死を乗り越え、何度か再結成、2008年の日本公演は感涙ものだった。

◆そんな彼らの映像は多い。最も有名なものは、1967年のアメリカ、モンタレー・ポップ・フェスティバルでの、OTIS REDDINGとの映像か。その他、同年のスタックス・ヨーロッパ・ツアー'HIT THE ROAD STAX!'のものもある。

◆そんな中で、下記をYou Tubeで発見。ルックスは、スタックスでのラスト・アルバムにして名盤、MELTING POTのジャケットそのもの。曲は、TIME IS TIGHT!スティーブ・クロッパーのギターは、オールローズ仕様のフェンダー・テレキャスター。ぶっとい音が響き渡る。

◆本日の1曲 TIME IS TIGHT/BOOKER T.AND THE MG'S

かのCCRのイギリスはロイヤル・アルバート・ホール公演で競演した際の映像でしょうか。袖から見入っているCCRメンバーの嬉しそうな顔が写ります。

バディ・ガイ

◆初めてブルーズに遭った時、それは俺が。。。を。。していた時。僕が初めてブルーズを意識したのは、当時のFEN、BB.KING BLUES HOURだった。

◆英語を解りもしないのに、格好付けて聴いていたラジオから、Rock Me Baby が流れ、滅茶苦茶格好良い曲が、かろうじてJimmy ReedのBig Boss Man、と聴き取れた。その事は、25年近く経った今も、覚えている。

◆永井隆さんは、NHKの特番で、ブルーズに遭った、と書いている。バディ・ガイが、ギターを早弾きした、その音に痺れたとも。今、久しぶりにバディを聴いていて、その事を思い出した。

本日の一曲

MARY HAD A LITTLE LAMB/BUDDY GUY

僕はこのバディに痺れました。WEST ROADのヴァージョンも、格好良いですよ。

dyke!

◆あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

◆個人的には、少々重い年明けでしたが、明日までには、良い方向に向かっているでしょう。さて、初吃驚。

◆また、you tubeで申し訳ないのですが、今度は、Dyke And The Blazersだって!再生回数、今の所少ない!動くよ!SOUL TIME USAって番組ですか、Spencer Wigginsさんが出て来ても不思議ではないですね!

◆本日の1曲

観てください!



ジェイムズ・カー

◆ある所には、あるものだ、としかいいようがない。動くJAMES CARRの全盛期、THE BEAT!!!だ。教えてくれた、THE FAVE RAVES、青山氏に感謝します。

◆本日の1曲
LOVE ATTACK/JAMES CARR

最も偉大なsinger、の一人。僕の気分によっては、’の一人’がない時も多々あります。

viva! ローリング・ストーンズ

◆最近、ちょっとばかり行き詰ったていたら、無性にstonesが聴きたくなった。聴いてみたら、やっぱり’格好良い’としか、言いようがない。あー、スカっとした。

◆いつの時代の彼らも、僕は好きだ。ブートでしか聴けない 極初期のLondon R&B、いや色々言われても現役(ミックは僕の母親と同じ年、キースの長男マーロンは僕と同じ年)な今、とどの時代も、リスペクトできる何かがある。

◆さて、今の気分は、バリバリに尖っている彼ら。Fab Fourの影響を脱し、独自のグルーヴを追求し始めた時代、ならばやっぱり'JJF'でしょう。

◆本日の1曲
JUMPIN' JACK FLASH/THE ROLLING STONES

この曲、プロモは、カラーと白黒、最低2つありますよね。僕は、もちろん両方好きだけれど、今日は真性スタジオライヴの白黒を。ちなみにカラーは、音と画像が今ひとつあっていないけれど、インディアンのミック、エジプト人のチャーリー、宇宙人のブライアンとキース、そして白いビル、と自分の息子にはまだ見せたくない、イカれたメイクの彼らが見物です。

KESSEL BURRELL GREEN

◆ある所には、あるものだ。僕のhero達が、そろい踏みする画像があるなんて。。。

◆バーニー・ケッセルは、一般に白人系ギタリストと見なされるが、モダンブルーズの父、ティーボーン・ウォーカーのアトランティック録音盤'T-Bone Blues'に参加している、となれば、そのフィーリングはお墨付き。

◆ケニー・バレルはアーバン・ブルーズ、そしてグラント・グリーンはスピリット、彼らの演奏で燃えない奴は、信じられない。

◆本日の1曲
 BLUE MIST/KESSEL BURRELL GREEN

1960年代後半、渡英した際のTVライヴだそうです。トップのミスター・グリーンに煽られて、バーニーさんがチョーキング多発の熱いプレイを。抑えたフィーリングのバレルさんも、格好良い。


Don Bryant

◆最も偉大なソウルシンガーは、誰だろう?サム・クック、オーティス・レディング、ウィルソン・ピケット、ジェームズ・ブラウン、O.V. ライト、ジェイムズ・カー、スペンサー・ウィギンス。。。

◆好きなシンガーを上げていけばきりがない。でも、もう一人、ドン・ブライアントを。メンフィス、ハイ・サウンド初期のファットなビートに乗る歌は、’最高’の一言。

◆ちょっと前にDVD化された伝説のsoul TV show、’THE BEAT'。その’vol.6'にドンが現れた時は、シャープな動きに、快哉したものだ。

◆本日の一曲

I'll Go Crazy/Don Bryant

これが’soul'。




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