嫁稼業 | DNA of DeNA
2009-06-07 15:01:16

嫁稼業

テーマ:ブログ

週末、義母、義妹たち、その旦那と子供たちが一斉に泊まりがけで遊びに来た。


嫁な私は普段使わない神経を駆使して尽くしまくり・・・


・・・のはずが、すでに私の嫁っぷりにはなんら期待をしなくなった旦那実家系一味は食糧も持参し自給自足に徹したし、なぜか家もどんどん普段より綺麗になって行った。


私にはもののありかを聞かれたら答えるという仕事がときどき与えられたので、可能な限りわかりやすい説明に心を砕いた。(動かず)


それにしてもガキっ子の絶叫はひどかった。5歳と2歳の不協和な叫びが朝は6時から家じゅうに響き渡る。私が厳しく指導した時だけ収まるが、私の姿が見えなくなるとすぐさま悪魔のおたけびを開始する。こうしてガキっ子たちはこの空間の支配者として君臨し続けた。


私は反撃のチャンスをうかがった。

お土産の色とりどりのケーキを皆が子供に最初に選ばせようとし、当然と言った顔で子供が手を伸ばしたそのときである。


「大人が先でしょ」。

そして驚く親たちをよそに、凛としてルールを発表した。


お義母さんが絶対優先権を持ち、その他の大人はじゃんけんで選ぶ順番を決める。5歳の君はじゃんけんへの参加を今日は特別に許してやるが、うまくできないのなら最後に残ったものをいただきなさい。世の中、すべて自分の思い通りにはならないし、欲しいものがすべて手に入るわけではないのです、と買いたくても買えなかった会社のことなどを思い出しながら述べ立てた。


子供はひるんで参加せず、大人はひるんだままじゃんけんに参戦した。


私の狙いはモンブランだった。

じゃんけんは気合だ。


上位につけた私が早速モンブランに手を伸ばそうとすると・・・


・・・ない。

いつのまに・・・・


絶対優先権を持つ義母のチョイスによりモンブランはすでに義母の前に届けられていたのだった。

のぅ・・・

「お母さんはモンブランしか食べられないのよ~」と義妹たちが防御体制を敷いた。


悶絶した私を見た義母は「あら、智子さんもモンブランが好きなの?じゃあ」と自分の分を一口残して全部を私に譲ってくれた。


おぅ、なんという心の広さ・・・


モンブランは魅力だけれど・・・これしか食べられないお義母さんからいただくわけには・・・と熟慮の末、一口だけいただいて返納。



マロンの甘い風味が口の中に広がる。



北風より太陽が人の心を洗うのぅ。。。


5歳児父はじゃんけんで善戦し、「○○ちゃんが欲しいケーキをお父さんが選んであげるよ」



私はロールケーキをだれとも分けずに完食し、すぐに部屋にひっ下がって、知人が書いた本を読み始めた。




「人生の軌道修正」というタイトルだった。


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