冬の風は北風ぴゅーぴゅー
冷たく冬の風
北は神の座でもあって、日陰の場
それは安易に姿かたちがみえないようにと
自転あわせでしょうか
冬の季節風
魂風は玉風
「たまかぜ」といって、「たばかぜ」ともいいます
この風
どこを通るかといいますと
日本海側から北陸にかけて吹きます。若狭湾
「たま」は魂のことで、亡霊が風を吹かせているという説です
冬の寒さと暗やみを深めるような情景が描かれます
【写真は晴天の京都左京区です笑】
「たまかぜ」
「たばかぜ」
言葉の表情からみてみました
たまかぜは、すっきり瞬発スピードがあって
勢いのある表情と風の音が勢いよく大衆的な風の響きを捉えています
北風ならではの冬の表情と暗いイメージもしっかりと捉えながら、豪華な響きと
明白かつすっきりとした緊迫感は風の温度が伝わってくるような響きです。
たばかぜは、たまかぜとおおよそ同じ表情ですが、こちらのほうが言葉に奥ゆきをもっており
深みがあって、暗やみと強い響きが高く捉えられています。
瞬発的な風の状況そして高ぶる魂ならではの躍動具合がしっかりともっておりました。
どちらも地域に根付いた風の動きを捉えており
北風の威勢といいましょうか
その風はすっきりと明白で、暗くも優雅さが添えられています。
2つの語のイメージの違いを問われても、明白な答えは出しにくいですが、
分析を行うとこのように説明することができるのです。
(このブログでは簡潔に綴っておりますが、
分析ご依頼の場合はさらに具体的な根拠をもとに明白に説明させてもらっております)
亡恩人が70年をも歳月をかけ、現場体験と共に大和言葉さらには聖書や空海の書その他多数の書物も
読みながら、仕上げたこの理論が改めて素晴らしいものと感じさせてくれます。
今も息づかいがきこえてきます
この繊細な言葉の表情(音・リズム・響き)亡恩人の理論は
日本の祖語から謎解きをしたということを改めて感性で教えてくれる。
さらに、客観的に観ることができ、
自身が感じる視点とこたえあわせのような愉しみがまた面白いです。
冬ごもり、籠るという季節でもあり
動物も生物も冬眠する時期です
頬を鋭く、手足指先まで冬となりますが
寒さに負けず 身心元気にもっていってくださいませ
「まひろ」の名前で仕立てた香り
まひろ香